メイク
2025.09.25
vol.50
リップカラーを選ぶとき、「なんとなく」で選んでいませんか? リップは顔の印象を大きく左右する、メイクの主役アイテム。実は肌の色やトーンに合わせて選ぶだけで、顔全体の印象が明るく見えたり、洗練された雰囲気を演出することができるため、季節の変わり目や気分転換にもリップカラーの見直しはおすすめです。今回は、肌タイプ別に“自分に本当に似合う”リップ選びのポイントをご紹介します。
自分に似合うリップカラーを見つけるためには、まず肌の色調=パーソナルカラーを把握することが重要です。パーソナルカラーは、肌・瞳・髪の色や質感、顔立ちなどを総合的に見て、その人本来の魅力を引き立てる色を診断するもので、大きくイエローベース(イエベ)/ブルーベース(ブルベ)に分かれ、さらに春・夏・秋・冬の4つのシーズンタイプに分類されます。まずは、ベースとなる肌タイプから確認していきましょう。
■イエベ・ブルベとは?
パーソナルカラーの基本となる色分類のことで、生まれ持った肌の色のベースが黄みよりなら「イエローベース(=イエベ)」、青みよりなら「ブルーベース(=ブルベ)」に分けられます。
肌のトーンを判断する時の大まかな基準として、イエローベースの人は全体的に黄みがかった健康的な肌色で、ブルーベースの人は肌が白く透明感があり、血管の色が青みがかっていたり、毛細血管が透けてほんのりピンクがかっていたりします。
ただし、「肌が黄色っぽいからイエベ」「色白だからブルベ」というわけではありません。肌色だけでなく、肌質、髪や瞳の色など、さまざまな要素から総合的に判断するため、正確に知りたい場合はプロによる診断がおすすめですが、セルフチェックでも簡単に確認することができます。
・イエローベース…肌に黄みがあり、温かみを感じるタイプ。健康的で明るい印象。
・ブルーベース…肌に青み・赤みがあり、透明感や涼しげな印象を与えるタイプ。
■簡単セルフチェック方法
自分の肌タイプがわからないときは、以下の方法でセルフチェックをしてみましょう。
チェック項目
イエローベース
ブルーベース
1. 手のひらの色
黄みが強い
赤みが強い
2. 手首の血管
緑っぽい
青~紫っぽい
3. 瞳や髪の色
茶色または濃い茶色より
こげ茶または黒っぽい
4. 日やけすると
小麦色になる
赤くなる
5. 似合うアクセサリー
ゴールド
シルバー
「イエローベース or ブルーベース」の判定に加えて、似合う色の明暗や鮮やかさ、質感の違いなどで、スプリング(春)・サマー(夏)・オータム(秋)・ウィンター(冬)の4つに分類されます。それぞれのタイプに合った色を選ぶことで、肌が明るく見えたり、全体の印象が引き締まったりと、魅力をより引き立てることができます。
リップカラー選びに迷ったときは、このパーソナルカラーの4シーズン分類をヒントにすると、自分に似合う色が見つかりやすくなります。
イエローベース(黄みがかった肌)
■スプリングタイプ(イエベ春)……明るく澄んだ色が似合う「キュート系」
【 特徴 】
「明るく華やか」「可愛らしい」「フレッシュ」。
明るく血色のよい肌。やや黄みを帯びた透明感のある印象。瞳や髪はやわらかいブラウン系。
【 似合う色 】
明るく華やかな暖色系パステル(コーラルピンク、オレンジ、サーモンピンク、明るいベージュなど)
【 リップカラー例 】
コーラル系、ピーチ系、アプリコット系
CACリップスティック 茜(あかね)
3,300円(税込)
■オータムタイプ(イエベ秋)……深く落ち着いた色が似合う「シック系」
【 特徴 】
「深みがあり上品」「シックでナチュラル」「大人っぽい」
肌はやや黄みが強く、マットで穏やかな印象。瞳や髪はダークブラウン~黒に近いトーン。
【 似合う色 】
深みのある落ち着いたアースカラー(テラコッタ、ブラウンレッド、レンガ色、モカなど)
【 リップカラー例 】
オレンジブラウン系、ブリックレッド系、キャラメルベージュ系
CACリップスティック チョコベージュ
3,300円(税込)
ブルーベース(青みがかった肌)
■サマータイプ(夏)……やわらかくスモーキーな色が似合う「エレガント系」
【 特徴 】
「ソフトで上品」「やわらかく優しい」「清楚」。
肌はピンク系の明るいトーンで、ソフトな雰囲気。瞳や髪はソフトブラック~アッシュグレー系。
【 似合う色 】
ややくすみのある涼しげで上品な色(ローズピンク、ラズベリー、ラベンダー、モーブ系など)
【 リップカラー例 】
ローズ系、ベリー系、青みピンク系
CACリップスティック 牡丹(ぼたん)
3,300円(税込)
■ウィンタータイプ(冬)……鮮やかでコントラストの強い色が似合う「クールビューティー系」
【 特徴 】
「シャープで都会的」「クールビューティー」「強く洗練された」
肌は明るく透き通るような青みのある白肌。髪や瞳は黒に近く、クールでシャープな印象。
【 似合う色 】
コントラストが強く、青みを含んだ鮮やかな色や無彩色(ワインレッド、プラム、ネイビー、ブラックなど)
【 リップカラー例 】
ボルドー系、フューシャピンク、ダークチェリー系
CACリップスティック ピンクローズ
3,300円(税込)
リップ選びは「肌タイプ」に合う色を基本としつつも、「今日は可愛く見せたい」「クールに決めたい」など、なりたい印象やTPOに合わせて使い分けるのもおすすめです。
・キュート…コーラル、青みピンク
・上品…ローズ、ベージュピンク
・モード…ブラウン、ディープレッド
また、リップの質感によっても印象は大きく変わります。
・ツヤ系…うるおいや華やかさをプラスしたいときに
・マット系…大人っぽく、落ち着いた印象に仕上げたいときに
このように、肌タイプにこだわりすぎず、好きな色や質感を楽しむことも大切です。
いくつかお気に入りの色を揃えておけば、その日の気分やファッションに合わせて選ぶ楽しさも広がります。
色移りだけでなく、リップの「持ち」そのものをアップさせたいときは、以下のひと手間をプラスしてみましょう。
1. 唇のコンディションを整える
リップ前のケアも大切。スクラブなどで不要な角質をやさしくオフすると、色ノリが格段にアップします。さらに、乾燥を防ぐためにリップクリームなどでしっかり保湿してから使うと、よりキレイに仕上がります。
2. 1度塗って、少し時間を置く
リップを塗ったあと、数分なじませてからティッシュオフ。“なじませ時間”をとることが色持ちのカギです。
3. 重ね塗り&ティッシュオフをもう一度
さらにもう一度リップを重ねて、軽くティッシュオフ。この“ひと手間”が、色落ちしにくい唇をつくります。
ソフトな色と自然なツヤで透明感のある発色を叶えるリップスティック。唇に溶け込むようになめらかにフィットするやわらかなテクスチャーで、派手すぎず上品な口もとを演出します。なじみやすい全4色のカラー展開で、肌タイプを選ばず、年齢とともにくすみがちな唇に血色感と華やかさをプラスしつつ、ナチュラルな仕上がりをキープ。何気ない表情さえも美しく見せてくれる、毎日に寄り添う1本です。
イエローベース(イエベ)春の人におすすめ!
CACリップスティック 茜(あかね)
3,300円(税込)
繊細なパール感で温かみのあるオレンジレッド系で、明るくヘルシーな表情に。
イエローベース(イエベ)秋の人におすすめ!
CACリップスティック チョコベージュ
3,300円(税込)
肌に自然な血色感を与える、奥行きのあるシックなチョコレートカラー。
ブルーベース(ブルべ)夏の人におすすめ!
CACリップスティック 牡丹(ぼたん)
3,300円(税込)
青みを抑えたなじみの良い色味で、どこか可愛らしさを感じる控えめ大人ピンク。
ブルーベース(ブルべ)冬の人におすすめ!
CACリップスティック ピンクローズ
3,300円(税込)
女性らしいやわらかで深みのあるローズカラー。上品でスタイリッシュな口もとに。
唇をケアしながら仕上がりや色持ちをアップ
CACコンディショニング リップバーム 薄桜
2,970円(税込)
とろけるような心地よさで唇になじみ、皮脂膜類似成分がぴたっとフィットしてうるおいを与えながら、気になる縦ジワやあれ、乾燥をなめらかにケア。口紅の下地として仕上がりや色もちを高めるだけでなく、リップバームとして普段使いにもおすすめです。
肌タイプを知ることで、リップカラーはぐっと選びやすくなります。似合う色を味方にすれば、顔色がパッと明るく見えるだけでなく、自信もアップ! ぜひ、あなたの魅力を引き出してくれる1本を見つけてみてください。