スキンケア
2025.08.28
vol.48
朝しっかりメイクしたはずなのに、気づけばTゾーンはテカテカ、ファンデはドロドロ…。そんな経験、ありませんか? でも実は、ちょっとしたスキンケアのコツやメイクの方法を見直すだけで、汗にも皮脂にも負けない美肌はつくれるんです! そこで今回は、メイク崩れの原因と予防策からお直しのコツまでをわかりやすくご紹介。夏でも崩れ知らずの“さらふわ美肌”を目指しましょう。
メイクが崩れる原因は、単なる汗や皮脂だけじゃありません。ここでは、よくあるメイク崩れの主な原因を4つご紹介します。
■原因①:乾燥による皮脂の過剰分泌
「テカる=脂性肌」と思いがちですが、実は乾燥が原因で皮脂が過剰に出ていることもあります。肌がうるおい不足になると、水分の蒸発を防ごうとして皮脂が過剰に分泌され、ファンデーションと混ざることでヨレや崩れの原因に。また、乾いた肌はメイクの密着度が下がり、時間とともに浮いてきてしまうことも。メイク崩れを防ぐためには、まずは保湿をしっかり行うことが大切です。
■原因②:ファンデーションの厚塗り
気になる部分を隠そうとして、ついファンデーションを重ねていませんか? でも実は、厚塗りすると崩れやすくなる一因に。肌に密着しきれていない部分が汗や皮脂の影響で浮きやすくなり、ムラやヨレが目立ちやすくなります。ベースメイクの際は、下地やパウダーを活用するなどして、ファンデーションを厚塗りしないように注意しましょう。
■原因③:スキンケア後すぐにメイクをしている
スキンケアの直後にベースメイクを始めるのはNG。化粧水や乳液などが肌にしっかりなじんでいない状態で下地やファンデーションを重ねてしまうと、うまく密着せず、時間が経つと浮きやすくなります。スキンケア後は少し時間をおき、肌が落ち着いてからメイクを始めるのがおすすめです。
■原因④:肌に合わないスキンケアやベースメイク
油分が多すぎるクリームや保湿力の弱い化粧水など、肌質に合っていないアイテムを使っていると、水分と油分のバランスが崩れやすくなり、メイクのノリや持ちにも影響します。スキンケアやメイクの方法、使っているアイテムを一度見直して、肌の状態に合ったものを選ぶことが大切です。
メイクを崩れにくくするためには、土台となる肌のコンディションがとても大切です。朝晩のスキンケアをほんの少し工夫するだけで、メイクのもちがぐんと変わります。ポイントは次の3つ。
1. 朝晩の丁寧な保湿で土台作り
皮脂の過剰分泌や化粧崩れを防ぐには、しっかりとした保湿ケアが大切です。インナードライを防ぐためにも、保湿力の高い化粧水や美容液で肌の水分をしっかり補いましょう。特に朝は皮脂の分泌が活発になるため、さっぱりタイプでも保湿力のあるアイテムを選ぶのがポイントです。また、朝の洗顔は水だけですませず、寝ている間に出た汗や皮脂、汚れをしっかり落とすことで、その後のスキンケアの浸透(※)も高まり、メイクのノリ・持ちも良くなります。
(※)角層まで
2. スキンケア後はひと呼吸おいて
スキンケアが終わったら、すぐにメイクに取りかからず、2~3分ほど肌を落ち着かせる時間をとりましょう。油分や水分が肌表面に残っていると、ファンデーションが浮きやすくなり、崩れの原因に。
仕上げにハンドプレスでスキンケアを肌になじませ、必要であればティッシュでやさしくおさえて余分な油分をオフ。ファンデーションの密着力がグッと高まり、崩れにくいベースが完成します。
3. ひんやりケアで毛穴引き締め
暑い季節は、使用前に冷蔵庫で冷やした化粧水で肌を冷やしながら保湿するのもおすすめです。メイク前に取り入れることで毛穴がキュッと引き締まり、メイクが崩れにくいなめらかな状態に整うため、サラッとした仕上がりが長持ちします。
メイク崩れを防ぐには、厚塗りせず、肌に“薄く密着”させることがカギ。ベースメイクの段階でひと手間加えることで、美しい仕上がりを長時間キープすることができます。以下のステップを取り入れて、崩れ知らずの肌を目指しましょう。
STEP1:余分な油分と水分はティッシュオフ
スキンケア後の肌には油分や水分が残っていることがあります。そのままメイクを始めると、下地やファンデーションがうまく密着せず、崩れやすくなる原因に。ティッシュを使ってやさしく肌を押さえ、余分な油分や水分をオフすることでムラづきを防止。力を入れずに軽く押さえるのがポイントです。
STEP2:化粧下地で肌を整える
下地は、毛穴や凹凸をなめらかに整え、ファンデーションの密着をサポートしてくれる重要なアイテム。塗るときは点置きせず、指の腹で少量ずつ、顔の中心から外側に向かって薄く均一に塗り広げましょう。塗り終えたら、手のひらで軽く押さえて密着させると崩れにくくなります。また、紫外線対策も忘れずに。下地効果のある日やけ止めを選べば、紫外線対策とメイクキープが一度に叶い、時短にも◎。保湿成分や皮脂吸着成分が配合されたタイプなら、乾燥やテカリ対策にも効果的です。
STEP3:ファンデーションは薄く&密着させる
ファンデーションは厚塗りを避け、「極力薄く」「密着させる」ことが、ヨレや崩れを防ぐポイントです。顔の中心から外側へ塗ると、カバーしたい頬はしっかり、フェイスラインは自然に薄づきに仕上がります。塗りすぎた場合は、乾いたスポンジやティッシュで軽くオフし、必要な部分だけ重ね塗りを。毛穴が気になる小鼻まわりは、外側に向かって円を描くように塗りこむと毛穴落ちしにくくなります。ファンデーションをパフやブラシを使って塗ると、より薄くナチュラルな仕上がりになるのでおすすめです。
STEP4:パウダーでテカりづらくする
仕上げにフェイスパウダーを使うことで、皮脂や汗を吸収してメイク崩れをぐっと防げます。とくにTゾーンや小鼻の周りなど、皮脂の出やすい部分にポイント使いするのがコツ。パウダーはつけすぎると粉っぽくなったり、小ジワが目立ったりする原因になるため、必要な部分だけに最小限をのせる「ミニマル仕上げ」が理想的です。目的に応じてパウダーの種類を使い分けるのもおすすめ。ふんわり柔らかな印象に仕上げたいときはルースパウダー、テカリや崩れをしっかり防ぎたいときはプレストパウダーが◎。乾燥が気になる方は、保湿成分配合のものを取り入れると、肌へのフィット感が高まります。
STEP5:仕上げに手でなじませる
仕上げに、手のひらで顔全体をやさしく包み込むように押さえることで、ベースメイクの密着度がアップ。ファンデーションやパウダーが肌になじみ、ヨレにくくなるだけでなく、自然なツヤも演出できます。最後の“ハンドプレス”が、崩れにくいベースメイクの決め手です。
ファンデーションを使わず、化粧下地とフェイスパウダーだけで仕上げる方法は、とくにナチュラルな仕上がりや崩れにくさを重視したい日、また肌のコンディションが良い日におすすめです。ファンデーションを省くことで肌への負担が減り、皮脂や汗によるヨレも起こりにくく、また、毛穴や色ムラをカバーしつつ、素肌感のある透明感を演出できるため、ツヤや質感を活かしたいときにもぴったりです。さらに、工程が少ない分メイク時間も短縮でき、直しも簡単。テカリが気になったらパウダーだけでリタッチできるのも嬉しいポイントです。
下地とパウダーを選ぶ際、乾燥肌の方は保湿効果とツヤ感のあるパウダー、脂性肌の方は皮脂を抑えるマットなパウダーを選ぶと良いでしょう。また、紫外線対策としてUVカット効果のあるものを選ぶと安心です。スキンケアでしっかり保湿したあとに下地をなじませ、パウダーをブラシやパフで顔全体に薄くのせれば、軽やかで崩れにくいナチュラル肌が完成します。
メイクが崩れたときは、ただ上から重ねるのではなく、肌を一度リセットするのがきれいに仕上げるコツです。以下の手順で、厚塗り感なくナチュラルにお直ししましょう。
STEP1:余分な皮脂やメイクをオフ
ティッシュやあぶらとり紙で、崩れた部分の皮脂やメイクをやさしくオフ。ゴシゴシこすらず、軽く押さえるように取りましょう。
STEP2:化粧水でうるおいチャージ
保湿ミストや化粧水を軽くなじませて、肌にうるおいを与えます。ハンドプレスでなじませると、ファンデのノリもよくなります。
CACのローションはノンオイルなのでメイクの上から重ねてもOK。1回使いきりなので携帯にも便利で、いつでも手軽に保湿できます。
STEP3:ファンデーションで部分的にカバー
崩れた部分にだけファンデーションを軽くおさえるようになじませましょう。厚塗りは避けて、少しずつ重ねるのがポイントです。
STEP4:パウダーで仕上げる
最後にフェイスパウダーで肌を整え、さらっとした仕上がりに。Tゾーンや小鼻などテカリやすい部分を中心に、薄くのせるようにしましょう。
サッと手直しできて皮脂崩れを防ぎ、持ち歩きにも便利なプレストタイプのパウダーがおすすめです。
軽やかなつけ心地でナチュラルで明るい肌に仕上げるパウダーファンデーション2種と、毛穴や崩れカバーしキメ細やかな肌を演出するプレストパウダー1種より選べます。
皮脂や汗によるくずれが気になる方に
CACパウダーファンデーション エアリー(レフィル)
全6色 4,400円税込
さらりとした軽い使い心地で、シミやくすみをカバーするマットタイプ。肌の凹凸を目立たなくし、なめらかでキメ細かい肌を演出します。SPF18/PA++相当(自社基準による)。
乾燥による崩れが気になる方に
CACパウダーファンデーション スムース(レフィル)
全5色 4,400円税込
つけていることを忘れてしまいそうな優しい軽さと、ナチュラルな仕上がりの薄づきタイプ。肌なじみの良いなめらかなタッチで、ふんわりと明るい肌に整えます。SPF20/PA++。
毛穴をカバーしキメ細かな肌を演出
CACプレストパウダー(レフィル)
4,400円税込
ファンデーションの仕上げとして肌にのせることで、肌表面をサラサラに整え、化粧崩れを防止。毛穴をカバーし、キメ細やかな肌が長時間続きます。
ポーチにも入れやすい薄型コンパクトケース
CACファンデーション・プレストパウダー共通コンパクトケース
サイズ:奥行71×幅102×厚み12mm
880円税込
CCACパウダーファンデーション、プレストパウダーに使用可能な共通コンパクトケース。内側から輝く素肌をイメージしたシンプルなデザインで、湿気や汚れに強く長期間使えるのもうれしい。
肌あたりソフトな機能性パフ
CACファンデーション・プレストパウダー共通スポンジパフ
サイズ:横53mm×縦42mm×厚み7mm
330円税込
しっとり柔らかい肌触りのキメ細やかなスポンジで、ファンデーションを均一に塗布します。頬などの広範囲や小鼻などの細かな部位にも密着しやすい薄型タイプ。
肌を整えて保つコンディショニングシリーズもおすすめ!
紫外線や乾燥、埃など、さまざまなダメージにさらされる日中の肌をやさしく守る、日中用のベースキープアイテム。日やけ止め&化粧下地、フェイスパウダー2種があります。
肌にやさしい美容液発想の日やけ止め
CACコンディショニング UVセラム
SPF25 PA+++ 30ml 4,400円税込
肌へのやさしさとUVカット効果を兼ね備えた、ノンケミカル処方の日やけ止め。乾燥であれがちな肌をサポートする美容液成分を配合し、塗っていることを忘れるくらいみずみずしく軽やかなつけ心地。自然なトーンアップ機能もあるため、化粧下地としてもおすすめです。
毛穴の目立ちやテカリをケアしなめらかな肌へ
CACコンディショニング ルースパウダー 薄絹(うすきぬ)
3,300円税込
毛穴の目立ちやテカリをケアし、なめらかな肌へと導くルースパウダー。天然由来の微粒子パウダー(※)が、日中の素肌コンディションを整え、素肌印象を高めます。
※マイカ、シリカ、シルク
うるおいをキープしツヤ感を高めるシンプル処方
CACコンディショニング ルースパウダー 白絹(しろきぬ)
3,300円税込
絹のような光のヴェールがうるおいとツヤ感をキープ。天然由来の微粒子パウダー(※)が、透明感をアップして自然な美肌を演出。メイク崩れを軽減し、すべすべとした使い心地が続きます。
※マイカ、シリカ、シルク、コメ粉
夏のメイク崩れに悩んでいるなら、「厚塗り」よりも“薄く密着”させる引き算メイクを意識。朝のスキンケアから仕上げのパウダーまでを丁寧に行うことで、汗や皮脂に負けないさらっと美肌が一日中続きます。夏本番も、メイクを味方に。滝汗にも負けない快適な肌で、自信の持てる毎日を過ごしましょう。