スキンケア
2026.08.27
vol.72

紫外線が強い季節に、うっかり日やけをしてしまった経験はありませんか。
「ダメージが気になるから、すぐにパックでケアしたい」と考える方も多いでしょう。しかし、タイミングや選び方を間違えると、かえって症状が悪化するケースも少なくありません。
本記事では、日やけによる影響や、パックを取り入れる適切なタイミング、正しいスキンケア方法について詳しく解説します。
日やけ後のパックの選び方も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

紫外線を浴びた肌は、見た目以上にダメージを受けており、その反応は「サンバーン」と「サンタン」の2つに分かれます。
それぞれどのような状態なのか、肌への影響とあわせて解説します。
紫外線を多量に浴びた後、数時間~24時間程度で現れる、肌の赤みやヒリヒリとした痛みを伴う状態を「サンバーン」と呼びます。これは、紫外線(主にUV-B)によって肌表面がダメージを受け、炎症を起こしているサインです。
サンバーンは、軽いやけどのような状態といわれています。触れるだけで痛みを感じたり、肌が熱をもったりするのが特徴です。症状が強い場合は、水ぶくれができるケースもあり、肌のバリア機能が著しく低下しています。
少しの刺激でも過敏に反応しやすいため、まずは熱を逃して炎症を落ち着かせることが大切です。
サンバーンの赤みが引いた後、数日(一般的に2~3日後)経ってから、肌が黒っぽく変化していく状態を「サンタン」と呼びます。
これは紫外線から肌を守るために、肌の奥にある色素細胞(メラノサイト)がメラニン色素を生成することで起こる反応です。メラニンの生成自体は自然な防御反応ですが、過剰に蓄積すると、将来的にシミやそばかすの原因につながります。
また、日やけ後の肌は水分が奪われることで、乾燥した状態に傾きます。その影響でターンオーバーが乱れ、メラニンがうまく排出されないケースも少なくありません。
肌の赤みやほてりが落ち着いた後は、十分な保湿ケアを行いましょう。あわせて、日傘や帽子などを活用し、これ以上紫外線を浴びないよう対策することも欠かせません。

日やけ後の肌に「すぐにパックでうるおいを与えたい」と思う方も多いでしょう。しかし、赤みやヒリヒリ感といった症状が落ち着くまでは、パックの使用はおすすめできません。
日やけ直後の肌は、サンバーンによって炎症を起こしているデリケートな状態です。このタイミングでパックを使用すると、マスクシートの物理的な接触や、配合されている美容成分が刺激となり、かえって赤みやほてりを悪化させる可能性があります。
パックは、肌の炎症がしっかり落ち着いた後に、保湿ケアとして取り入れるのが一般的です。まずは肌をやさしく冷やし、低刺激な化粧水や乳液でうるおいを与えましょう。
赤みや炎症が落ち着き、いつものスキンケアがしみなくなったら、刺激の少ないシンプルな成分配合のパックでケアするのがおすすめです。
日やけ後のスキンケアは、肌の状態にあわせて段階的に行いましょう。焦ってさまざまなアイテムを使うのではなく、まずはダメージを受けた肌を落ち着かせることが優先です。
ここからは、日やけ後の適切なケアと、パックを取り入れるベストなタイミングについて解説します。
日やけに気づいたら、何より優先したいのは「冷やすこと」です。日やけ直後の肌は熱をもち、軽いやけどのような状態になっています。
まずは、濡らしたタオルや布で包んだ保冷剤を患部に当て、肌の熱を逃がしましょう。保冷剤を直接当てると、凍傷のリスクや刺激につながるため、必ずガーゼやタオルで包んで使用してください。
また、流水やぬるめのシャワーをそっと当てるのも効果的です。赤みやほてり、ヒリヒリ感が落ち着くまでは、様子を見ながら丁寧に冷却ケアを続けましょう。
熱をもっているあいだは、スキンケアに含まれる成分が刺激になることもあります。保湿ケアをする前に、十分なクーリングを行ってください。
肌の熱や赤みが落ち着いてきたら、次は保湿ケアでコンディションを整えます。紫外線を浴びた後は角層の水分が奪われ、普段以上に乾燥しやすい状態です。
乾燥はバリア機能の低下にもつながるため、しっかりうるおいを与えましょう。ただし、この時期の肌は敏感に傾いているので、使用するアイテムは低刺激処方のものがおすすめです。アルコールフリーや無香料など、負担の少ない化粧水を手に取り、手のひらで包み込むようになじませます。
赤みやヒリヒリ感などの炎症サインが完全に落ち着いたら、パックを取り入れても良いタイミングです。目安として化粧水を使っても刺激を感じなければ、パックを検討しても良いでしょう。
また、パックにはシートマスクや洗い流さないタイプなどがあり、それぞれ使い方が異なるため、メーカーが推奨している方法を必ず確認してください。

炎症が落ち着いた後の肌にパックを取り入れると、さまざまなメリットが期待できます。
ここでは、具体的にどのような効果があるのかを紹介します。
パックには水分がたっぷり含まれているため、肌にのせると冷んやりとした感触を得られます。
もちろん赤みや痛みがある直後の使用は控えるべきですが、炎症がピークを越えて落ち着いた段階であれば、クーリング効果が心地よく感じられるでしょう。
日やけ後のダメージが大きいほど、熱感が残りやすくなります。パックによる集中ケアを取り入れて、肌表面の熱を逃がしてあげましょう。
日やけ後の肌は、紫外線ダメージによって角層の水分が蒸発し、乾燥した状態に傾いています。乾燥を放置すると、本来備わっているバリア機能が低下し、少しの刺激でも肌あれを起こしやすくなります。
そんな時に役立つアイテムがパックです。パックは密着力が高く、保湿成分を角層までむらなく届けられる点がメリットです。紫外線によってダメージを受けた肌の集中ケアにも向いています。
アミノ酸やセラミドなど保湿成分が配合されたものであれば、より効果を感じやすいでしょう。
日やけによるダメージを受けた肌は、一時的にごわついたり、キメが乱れたりしてコンディションが崩れがちです。パックによる集中ケアを取り入れることで、不足したうるおいを補い、なめらかな肌に近づけます。角層がしっかり水分で満たされると、その後のスキンケアもなじみやすくなるでしょう。
また、保湿ケアを継続することでバリア機能が整い、外的刺激を受けにくい肌を目指せます。あわせて、日やけを繰り返さないよう紫外線対策を続けることも重要です。

日やけ後のデリケートな肌に使用するパックは、刺激を避けながら保湿できるアイテムがおすすめです。
ここからは、具体的な選び方について紹介します。
日やけ後の肌は、普段のスキンケア成分が刺激に感じるケースも少なくありません。そのため、肌にやさしいシンプルな処方のパックを選びましょう。
特に、防腐剤・保存料・香料・着色料などは肌への負担になることがあるため、こうした成分が無添加のアイテムが適しています。
また、アルコール(エタノール)は、肌の乾燥を悪化させたり、敏感な肌に刺激を与えたりすることも。日やけ後のケアには向いていないため、購入前に成分表示を確認しましょう。
紫外線を浴びて乾燥した肌には、何よりも保湿ケアが欠かせません。
特におすすめなのが、アミノ酸を配合したパックです。アミノ酸は、角層に存在する天然保湿因子(NMF)の主成分であり、肌になじみやすい特徴があります。どんな肌質でも取り入れやすく、角層のすみずみまでうるおいを届けます。
このほかにも、ヒアルロン酸・コラーゲン・セラミドなど、定番の保湿成分が配合されたアイテムも、日やけ後のケアに向いているでしょう。
パックの使用感や素材選びも、日やけ後の肌には重要なポイントです。さっぱりとしたものよりも、うるおいをキープしやすい「しっとりタイプ」のパックが適しています。
シートタイプの場合は、厚手でやわらかなコットン素材や、密着性に優れたバイオセルロース素材などがおすすめです。摩擦が少なく、デリケートな肌にも使いやすいでしょう。
一方で、洗い流すタイプは、保湿力が高く、洗い上がりがつっぱりにくいものを選びましょう。CACスペシャルパックは、粘性のある濃厚なテクスチャーが特徴です。多糖類やアミノ酸がスキンバリアの代役となり、紫外線ダメージを受けた肌をやさしくケアします。
集中ケアにおすすめ!スペシャルパック
角層を集中的にケアできる「CAC スペシャルパック」。もったりとした粘性に優れた洗い流すタイプのパックです。グルコースをはじめとする多糖類やアミノ酸などの保湿・保護成分が、角層が整った状態になるようにサポートします。敏感肌にも使いやすい無添加処方*で、紫外線ダメージを受けた肌にもぴったり。入浴中や家事といった「ながらケア」にもおすすめです。
*オイル、防腐剤、保存料、香料、アルコール、界面活性剤は無添加
顔や体に意識が向きがちですが、実は頭皮も紫外線ダメージを受けやすい部位です。
日やけすると、顔と同じように赤みやヒリヒリとした炎症が起こったり、乾燥によってフケやかゆみが生じたりすることがあります。
また、髪のパサつきや切れ毛といったダメージにつながるケースも少なくありません。
炎症が落ち着いてきたら、頭皮と髪の両方に使えるヘアパックを取り入れましょう。CACヘアパックは、とろみのあるテクスチャーが特徴で、頭皮環境を整えてすこやかな髪へ導きます。
頭皮環境を整えてハリ・ツヤのある髪へ
髪の毛の生えてくる土壌(頭皮)を整える「CAC ヘアパック」。頭皮と髪の毛に使えるノンオイルのヘアパックです。蜂蜜のようなとろっとした質感で、頭皮と髪にしっかりなじみます。紫外線によるダメージが気になる方はもちろん、すこやかな髪を育てたい方にもおすすめのアイテムです。
日やけ後の肌を守るためには、日々の過ごし方にも注意が必要です。
何気ない習慣がダメージを悪化させることもあるため、以下のポイントを意識して過ごしましょう。
日やけ直後から数日間は、サウナに入ったり、熱いお湯に長時間浸かったりするのは避けましょう。
熱によって全身の血行が良くなると、赤みやヒリヒリ感がさらに悪化する可能性があります。また、発汗が促されることで水分が失われ、乾燥の原因にもつながります。
症状が気になる時は、ぬるめのシャワーでさっと済ませるのがおすすめです。入浴後は乾燥しやすいため、タオルでやさしく水分を拭き取ったら、できるだけ早めに保湿ケアを行ってください。
日やけした肌に摩擦が加わると、さらに負担をかけてしまいます。洗顔の際は、洗顔料をしっかり泡立て、手ではなく泡のクッションでなでるように洗いましょう。
また、お風呂上がりは、吸水性の高いやわらかい素材のタオルを使うのがおすすめです。肌に刺激を与えないよう、軽く押し当てて水分を吸い取りましょう。
スキンケアアイテムも、手のひらでそっと押さえるようになじませてください。
日やけから数日経つと、ダメージを受けた古い角質がポロポロとめくれてくることがあります。これは肌が新しく生まれ変わろうとする自然な過程です。
しかし、無理に指で取り除くと、痛みや出血を伴ったり、さらなる肌トラブルにつながったりします。皮むけが気になっても決して触らず、自然に落ち着くのを待ちましょう。
皮むけは炎症のピークが過ぎたサインでもあるので、十分な保湿ケアを継続してください。
ゴワつきや皮むけが気になると、スクラブ洗顔やピーリング剤を使って、なめらかな状態に整えたくなるかもしれません。
しかし、このタイミングで角質ケアを行うと、肌に負担をかけてしまい、炎症を悪化させる恐れがあります。普段は刺激を感じないスクラブやピーリング剤でも、日やけ後しばらくは使用を控えましょう。
赤みや皮むけが落ち着き、肌のコンディションが戻ってから再開してください。
日やけをした肌は、非常にデリケートで傷つきやすい状態です。自己流のケアや過度なスキンケアを行うと、かえってトラブルを長引かせる原因になりかねません。
まずは、患部をしっかり冷やして熱を逃がし、低刺激なアイテムで十分な保湿を行いましょう。炎症が落ち着いたら、パックによる集中ケアを取り入れるのがおすすめです。
今回ご紹介したCACスペシャルパックも、紫外線によるダメージを受けた肌にぴったりのアイテムです。ヘアパックとあわせて、日やけ後のケアに取り入れてみてください。