スキンケア
2026.03.12
vol.61

肌表面がカサカサと白っぽくなる粉吹き肌。乾燥しやすい時期に現れやすい症状で、放置すると痒みや赤みが生じることもあります。メイクのノリも悪くなり、日常生活に影響を感じる方も少なくありません。そこで今回は、粉吹き肌が起こる原因や悪化につながる習慣、顔を含めた全身の保湿ケアについて詳しく解説します。おすすめのアイテムも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
肌が乾燥して白い粉が目立つ「粉吹き肌」は、多くの方が経験する肌トラブルです。
まずは、粉吹き肌の症状について詳しく見ていきましょう。
粉吹き肌の代表的な症状は、肌表面が白っぽく粉を吹いたように見えることです。まるで小麦粉や片栗粉を薄っすらとまぶしたような状態になり、光が当たるとより目立ちます。
白っぽく見える粉の正体は、剥がれかけた角質。健康な肌は角質細胞が規則正しく並び、水分の蒸発を防ぐ細胞間脂質によってしっかり支えられていることで、外的刺激から肌を守る角層を形成しています。ところが、水分や油分が不足すると細胞同士のつながりがゆるみ、角質が浮き上がります。これが粉吹き肌が起こる主な原因です。
粉吹き肌になると肌表面がガサガサになり、触れるとザラつきを感じやすくなります。これは肌の水分不足により、古い角質がうまく剥がれず、肌表面に蓄積しているためです。
健康的な肌は約28日周期でターンオーバーが行われ、古い角質は自然に剥がれ落ちます。しかし、乾燥によってバリア機能が低下するとリズムが乱れ、余分な角質が肌表面に残りやすくなります。
こうした状態が続くと肌のハリや弾力も低下し、小ジワやたるみにつながることも。ガサガサとした質感は、肌からのSOSといえるでしょう。

粉吹き肌は、メイクのノリにも影響します。粉吹きが目立つ部分には浮き上がった角質があり、ファンデーションが均一に密着しません。白っぽく浮いたり、部分的に固まって濃く見えたりします。密着力の高いリキッドファンデを重ねても、むらになりやすいでしょう。
さらに、水分と油分のバランスが乱れると、乾燥部分は粉っぽく、皮脂が出やすい部分はヨレるなど、メイク崩れにつながります。化粧持ちも悪くなり、小まめなメイク直しが必要な状態に。ベースメイクのノリが悪い、崩れやすいと感じたら、肌が乾燥しているサインかもしれません。
粉吹き肌は、痒みや赤みを伴うこともあります。これは乾燥によってバリア機能が低下し、外部の刺激を受けやすい状態になるためです。
乾燥が進むと神経が刺激され、痒みが生じやすくなります。体に強い痒みを感じる方は、衣類の素材や摩擦が関係しているかもしれません。特にナイロンやポリエステルなどの化学繊維は刺激になりやすいため注意が必要です。
そのまま掻いてしまうと角層がさらに傷つき、炎症や肌あれにつながります。

粉っぽさやガサガサが目立つ粉吹き肌は、なぜ起こるのでしょうか。
ここでは、考えられる原因を4つのポイントに分けて解説します。
粉吹き肌の大きな原因は保湿不足です。「きちんと保湿しているのに乾燥する」と感じる方は、スキンケアが肌に合っていない可能性も考えられます。
なかでもアルコール(エタノール)を配合したアイテムには注意が必要です。アルコールは揮発性が高く、蒸発する際に肌の水分も奪ってしまいます。さっぱりとした使用感がある一方で、肌の状態によっては乾燥や刺激を感じる方も少なくありません。
さらに、香料や着色料、防腐剤などの添加物も、敏感になった肌には負担になることも。粉吹き肌はバリア機能が低下しているため、普段は問題なく使えている成分も刺激を感じやすくなります。
肌の状態はいつも過ごしている環境によって左右されます。特に空気が乾燥している冬場や、エアコンの効いた室内に長時間いる方は注意が必要です。
冬は気温の低下と共に湿度も下がります。この時期は空気中の水分量が少ないため、肌の水分が蒸発しやすい状態です。乾燥肌ではない人も、カサつきが生じたり、いつものスキンケアでは保湿が足りないと感じたりすることがあります。冬から春にかけては、一時的に粉吹きが現れる方も多いでしょう。
職場や学校で一日中エアコンの風に当たる方は、乾燥対策の工夫が欠かせません。風が直接顔に当たらないよう席の位置を調整したり、こまめな保湿を心がけたりすることが大切です。可能であれば、加湿器を取り入れるのもよいでしょう。
年齢を重ねると、粉吹きが生じやすくなります。これは加齢によって皮脂の分泌量が減少し、肌のうるおいを維持する力が弱まるためです。
特に女性は30代後半~40代にかけて、皮脂の分泌を調整するエストロゲンという女性ホルモンが減少します。年齢と共に乾燥が気になる方は、ホルモンバランスの影響も考えられるでしょう。
さらに、セラミドやコラーゲンといった保湿成分が減少するのも大きな原因です。スキンケアでうるおいを与えてもすぐに乾燥し、粉吹きや肌あれにつながるケースも少なくありません。
紫外線によるダメージも、粉吹き肌を引き起こす原因です。紫外線を浴びると、肌の土台を支えるコラーゲンやエラスチンがダメージを受け、水分を保つ力が低下します。その結果、肌はうるおいをキープできず、乾燥や外部の刺激を受けやすい状態に傾きます。
さらに、紫外線は角質肥厚を招く要因です。角質が厚くなるとターンオーバーが乱れ、古い角質がうまく剥がれずに蓄積します。この蓄積した角質が水分不足になると、乾燥による粉吹きにつながることも。
肌表面がゴワついている方は、紫外線の影響を受けているかもしれません。

毎日の何気ない習慣が粉吹き肌を悪化させている可能性もあります。
ここからは、特に注意したい習慣やケアについて紹介します。
「しっかり汚れを落としたい」という思いから、洗浄力の強い洗顔料やクレンジングを選ぶ方は少なくありません。しかし、こうしたケアが粉吹き肌の原因につながります。
洗浄力の高い製品は、メイクや汚れだけでなく、必要な皮脂まで取り除いてしまうことがあります。皮脂は水分の蒸発を防ぎ、肌を外部刺激から守る大切な存在です。過剰に皮脂が失われると水分が逃げやすくなり、乾燥が一気に進行します。
また、一日に何度も洗顔をしたり、熱いお湯で顔を洗ったりする「洗いすぎ」にも注意が必要です。過度な洗顔は角層バリアを弱め、刺激に反応しやすい状態をつくります。
毎日のスキンケアを怠ったり、保湿のタイミングが遅れたりすることも、粉吹き肌につながる大きな要因です。肌は常にうるおいが失われており、洗顔後や入浴後は水分を多く含んでいますが、そのまま放置すると急速に水分が蒸発します。
洗顔後の肌は約5~10分で乾燥がはじまり、30分後には入浴前より乾燥した「過乾燥」状態になるといわれています。角層の水分を逃がさないためにも、洗顔や入浴後は5~10分以内を目安に保湿ケアを取り入れましょう。
「曇りの日だから」「室内にいるから」という理由で、日やけ止めを塗らない方も多いのではないでしょうか。紫外線は曇りの日でも降り注いでおり、室内にいても窓ガラスを通過して肌に届きます。
特にUVAは肌の深部まで到達し、ハリや弾力を支えるコラーゲンやエラスチンにダメージを与えるのが特徴です。こうした影響は「光老化」とも呼ばれ、シワやたるみ、乾燥による小ジワを引き起こします。
一方、UVBは肌表面に炎症を引き起こす紫外線です。赤みやヒリヒリ感、皮むけなどの症状を招きます。こうしたトラブルを防ぐためにも、毎日の習慣として日やけ止め使うことが大切です。
「しっかり洗わないと汚れが落ちない」という思い込みから、ゴシゴシと強く洗顔したり、タオルで擦るように拭いたりする方もいるかもしれません。しかし、摩擦は肌にとって大きな負担につながります。
肌表面の角層は、わずか約0.02mmほどの薄さ。食品用ラップ1~2枚分ともいわれるほど、非常にデリケートな構造です。強い摩擦が加わると角層が乱れ、バリア機能が低下します。すると水分が逃げやすくなり、外部の刺激を受けやすい状態に傾いてしまいます。
粉吹きの症状は、顔だけでなく全身に現れることもあります。
ここでは、特に起こりやすい部位について見ていきましょう。
顔のなかでも、目もとや頬、口もとは粉吹きが起こりやすいエリアです。特に目もとは、皮膚がほかの顔の部位と比べて約1/3ほどの薄さしかありません。皮脂腺や汗腺も少なく、うるおいを保ちにくいのが特徴です。さらに、まばたきや表情でよく動かすため、乾燥や小ジワが目立ちやすくなります。
口もとも皮膚が薄く、唾液や食事による摩擦の影響を受けやすい部位です。リップケアを怠ると、唇だけでなく口周りまで乾燥することもあります。
頬は比較的皮脂量が多いものの、面積が広く外気に触れるため、乾燥や紫外線によるダメージを常に受けています。フェイスラインを含むUゾーンは皮脂が少なく、入念な保湿ケアが欠かせません。
粉吹きは顔だけでなく、体にも起こります。腕やスネ、背中は皮脂腺が少ないため、乾燥や粉吹きに悩む方も少なくありません。
なかでもスネは皮脂腺が少なく、粉吹きが現れやすい部位です。冬場にタイツやストッキングを着用すると摩擦が加わり、痒みや不快感につながることもあります。
また、腕の外側や背中も乾燥しやすいエリアです。背中は自分では確認しづらく、ケアが後回しになるため、気づかぬうちにカサつきが進んでいる方も多いでしょう。
粉吹き肌を防ぐには、顔を含めた全身の保湿ケアが欠かせません。入浴後にボディクリームやローションを塗らずにいると、急速に水分が失われてしまいます。
意外かもしれませんが、頭皮も粉吹きが起こる部位です。頭皮が乾燥すると、フケとして細かい白い粉が現れます。
頭皮には皮脂腺が多くありますが、洗浄力の強いシャンプーや過度な洗髪によって、必要な皮脂まで洗い流してしまうことも。油分が不足すると乾燥が進み、剥がれた角質が白いフケとして目立ちます。
また、すすぎ残しがあると洗浄成分が頭皮に残り、乾燥や痒みにつながるケースもあります。お湯の温度が高すぎると皮脂を取りすぎてしまうため、36~38℃を目安にやさしく洗い流しましょう。
粉吹き肌が悪化すると、いつものスキンケアがあわなくなる方も多いはず。
ここでは、スキンケア選びのポイントやおすすめアイテムを紹介します。
粉吹き肌を改善するうえで欠かせないのが保湿ケアです。保湿は水分を与えるだけでなく、うるおいを閉じ込めて外部刺激から肌を守る役割もあります。こまめな保湿を続けることで、乾燥や刺激を受けにくい状態に近づくでしょう。
粉吹き肌のケアは、成分選びも大切です。アミノ酸は天然保湿因子の主成分で、角層の水分を保つ働きがあります。セリンやグリシンを含むアイテムは、顔だけでなく全身の保湿ケアにも向いています。
敏感肌の方も使えるベースローション

1.2ml×6本×10袋
3,520円(税込)
粉吹きで敏感になった肌にも使える「CACベースローション」。基材である水を除き、配合成分は3種類の保湿成分*のみのシンプルな化粧水です。ノンオイルでありながら、角層のすみずみまでしっかりうるおいを与えます。乾燥肌はもちろん、肌トラブルを繰り返しがちな方にもおすすめです。
*グルコース、グリセリン、グリシン(全て保湿成分)
オールシーズン使えるボディジェル

200ml
2,970円(税込)
ボディを集中保湿する「CAC ボディジェル」。アミノ酸が乾燥しがちな肌にうるおいを与え、しっとりなめらかな状態に導きます。さらに、水分の蒸発を防ぐベタインや、乱れた角層にアプローチする糖類を配合。保湿力がありながらベタつきも少なく、オールシーズン使いやすいボディケアアイテムです。乾燥を感じた時に重ね付けすることで、肌にうるおいを与えます。
毎日使っている洗顔料やボディソープが粉吹き肌を悪化させているかもしれません。洗浄力が強すぎると、必要な皮脂や保湿成分まで洗い流してしまい、乾燥が進みやすくなります。
アミノ酸は肌と同じ弱酸性で、マイルドな洗い上がりが特徴です。うるおいを守りながら、余分な皮脂や汚れを落とします。ゴシゴシと擦るような洗い方は避け、ふわふわの泡で包み込むようにやさしく洗い流しましょう。
髪と肌をやさしく洗い上げる全身洗浄料

500ml
3,300円(税込)
週に数回の集中ケアを取り入れることで、肌の水分量を底上げできます。粉吹き肌は角層の水分量が低下しているため、フェイスパックでうるおいを閉じ込めましょう。
フェイスパックは、保湿力の高いアミノ酸配合のアイテムがおすすめです。さらに、乾燥で敏感になった肌には、アルコールフリーや無香料など刺激を抑えたものを選ぶとよいでしょう。
ゆらぎにくい肌を目指すスペシャルパック

5g×30包
14,190円(税込)
もったりとした濃密なテクスチャーが特徴の「CAC スペシャルパック」。洗い流すタイプのフェイスパックで、ながらケアや入浴中にも取り入れやすいアイテムです。グルコースをはじめとする糖類や、バランスよく配合されたアミノ酸が角層までうるおいを届け、みずみずしい肌へ導きます。
粉吹き肌の改善や予防には、紫外線対策も大切です。紫外線は乾燥を引き起こし、粉吹きを悪化させる原因につながります。
日やけ止めを選ぶ時は、SPFとPAをチェックしましょう。普段の生活ならSPF25~・PA++程度が目安です。数値が高いほど紫外線を防ぐ力は強くなりますが、肌への負担も大きくなります。重ね塗りを減らしたい方は、化粧下地兼用の日やけ止めもおすすめです。
みずみずしく軽やかな日やけ止め

30ml
4,400円(税込)
日常使いにぴったりな肌にやさしい日やけ止め「CACコンディショニング UVセラム」。乾燥しがちな肌をサポートする美容成分*配合で、塗っていることを忘れるくらい軽やかなつけ心地です。化粧下地としても使用でき、肌負担の少ないアミノ酸系洗浄料で簡単に落とせます。
*ラフィノース、グルコシルトレハロース、アルカリゲネス産生多糖体、ベタイン(美容液成分:CAC独自定義)
粉吹き肌は乾燥しやすい時期に起こりやすい一方で、季節を問わず悩んでいる方も少なくありません。そのまま放置すると、痒みや赤みといった肌トラブルにつながります。粉吹き肌を防ぐには、保湿を中心としたケアを続けることが大切です。今回紹介したCACのアイテムは、乾燥が気になる肌のサポートにぴったり。全身にうるおいを届けて、しっとりなめらかな肌を目指しましょう。

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