CACコラム

スキンケア

メイク

2024.06.13

vol.19

あなたの化粧崩れタイプは?【かんたん肌診断】で化粧崩れ対策!

あなたの化粧崩れタイプは?【かんたん肌診断】で化粧崩れ対策!

少しずつ湿度と気温が高くなり、蒸し暑さを感じる季節になりました。この時期は、汗や皮脂、冷房による乾燥などで化粧崩れしやすい方も多いのではないでしょうか?今回は、化粧崩れの原因と対策法まで紹介していきます。

CONTENTS

化粧崩れの原因とは?

化粧崩れには、汗、皮脂、乾燥の3つの原因があります。
同じ”崩れ”でも肌のコンディションによって理由や対策が異なります。例えば、汗をかきやすい人はファンデーションが流れてしまいやすく、皮脂の多い人はテカリやヨレにつながります。逆に肌が乾燥しやすい人は、化粧が落ちるというより肌になじまず、気づけば薄くなっていることも。つまり、自分の肌状態を知ることが化粧崩れを防ぐ第一歩となります。

あなたの化粧崩れタイプは?【かんたん肌診断】

ひとえに化粧崩れといっても、その原因はライフスタイルや肌質によって変わります。まずは以下のチェックリストから今の肌状態を知り、肌状態にあった対策でケアしてみましょう。

チェックリスト

【A】汗崩れタイプ

  • 屋外にいることが多い、または徒歩通勤(通学)である
  • 汗をかきやすい体質である
  • 顔が赤くほてりやすい
  • 汗でメイクが落ちてスッピンのようになる
  • 乾燥はさほど気ににならない
  • 汗崩れタイプの人のポイント

【B】皮脂崩れタイプ

  • 屋内、屋外で活動することが両方ある
  • 肌がテカりやすく、べたつきやすい
  • 毛穴が目立つ
  • 時間が経つとファンデーションがよれる
  • 部分的な乾燥が気になる
  • 皮脂崩れタイプの人のポイント

【C】乾燥崩れタイプ

  • 空調の効いた屋内にいることが多い
  • 皮脂が少ない方である
  • 夕方になると顔色が暗くなる(くすむ)
  • メイクは崩れないが気が付くと薄くなっている
  • 朝、保湿をしても日中に乾燥を感じる
  • 乾燥崩れタイプの人のポイント

Aが多い人は「汗崩れタイプ」

身体に熱が溜まり、顔がほてりやすい体質。汗をかきやすいため、朝メイクをしても多量の流れる汗でおちてしまいスッピン肌になることも。

Bが多い人は「皮脂崩れタイプ」

皮脂の過剰分泌でテカリやドロドロとファンデーション崩れを引き起こすタイプ。毛穴も開き気味なため、ファンデーションが毛穴に入り込み、崩れるほど毛穴が目立つことも。

Cが多い人は「乾燥崩れタイプ」

夕方になると乾燥によるくすみや顔色が暗くなりやすいタイプ。汗や皮脂過剰によるメイク崩れはないものの、乾燥によってメイクが取れやすいため、いつのまにかメイクが薄くなっていることも。

メイク崩れタイプ別対策+お助けアイテム

「汗崩れタイプ」のお手入れポイント

肌がほてりやすい方は、冷やした化粧水でクールダウンさせましょう。汗で浮いたり流れたりしないよう、ファンデーションを肌に密着させることが重要です。乾燥がさほど気にならない方でも、保湿力のあるスキンケアをおすすめします。
必ず汗が引いている状態で、化粧水をしっかりなじませてからファンデーションをつけていきましょう。パウダーファンデーションの場合、水で軽く濡らして絞ったスポンジでつけるとピタッと密着します。

▼CACおすすめアイテム

「皮脂崩れタイプ」のお手入れポイント

過剰な皮脂分泌の原因はさまざまです。年齢的な若さ特有の皮脂過剰もありますが、大人の女性は、乾燥によりモイスチャーバランスが崩れることによって皮脂分泌が過剰となるケースも多くあります。
そのため、まず優先していただきたいのが毎朝晩正しく洗顔をおこなうこと。毛穴に汚れを溜めないように心がけ、その後、化粧水などで保湿をしましょう。リキッドやクリームファンデーションの場合、ドロドロと崩れやすくなりがちなため、比較的皮脂や汗に強いパウダーファンデーションをおすすめします。

▼CACおすすめアイテム

「乾燥崩れタイプ」のお手入れポイント

皮脂が少なく、夏でもエアコンなどの影響により乾きやすいのが特徴。スキンケアはいつもの化粧水に、目元や口周りなどの乾燥しやすい部分には保湿力の高い美容液を重ねづけすることで、外的乾燥要因から肌を守り、メイクのノリも持続します。
メイク後にもう一度、化粧水や美容液を少量手にとって顔全体をハンドプレスするように抑えてあげることでメイク持ちも格段にアップします。

▼CACおすすめアイテム

肌の状態以外の原因

化粧崩れの大きな原因は肌状態にありますが、それだけではありません。実はメイク前のスキンケアなども大きく影響しているのです。ここからは、肌状態以外の化粧崩れの原因について紹介していきます。

スキンケア直後にメイクしている

スキンケア直後にメイクしている

朝忙しく、スキンケア直後にメイクをしていませんか?
スキンケア直後は、肌が濡れた状態です。肌が濡れた状態でメイクしてしまうと、化粧崩れの大きな原因となり、下地やファンデーションを塗っても肌に密着せず、浮いてしまうことも。
また、スキンケアと下地やファンデーションが肌の上で混ざってしまうこともあります。

・スキンケア後は肌になじむまで時間をおいてからメイクを開始する
・スキンケアは適切な量を使用し、過剰に使用せず肌になじむ量にとどめておく

適切なスキンケアは、メイクのりもよくなり、保湿も出来るため、ご自身の肌状態に合わせたスキンケアを心がけましょう。

ファンデーションの厚塗り

ファンデーションを厚く塗ると、化粧崩れが起こりやすくなります。ポイントは、「薄く均一に塗ること」。塗りむらがあると、その部分から崩れやすくなるのです。悩みをカバーしたい、肌をきれいに見せたいからと言って、何度も重ね塗りしていませんか?
特に近年は、リキッドやクッションタイプなど油分の多いファンデーションを使う方が増えています。こうしたファンデーションは皮脂の影響で崩れやすくなるため、できるだけ薄く塗ることを意識しましょう。
また、皮脂が多くメイクが崩れやすい方は、ファンデーションを使わずに、下地+パウダーだけ使用するという方法もあります。

スタッフに聞く!化粧崩れしない肌の作り方

今回は、弊社直営エステサロン「CACエステサロンHIBA」のスタッフに、化粧崩れしない肌の作り方を聞いてみました。スキンケア・メイク、それぞれのポイントをぜひ参考にしてみてください。

スタッフAさん

スタッフA

メイク前の肌を整えるためエヴィデンスパウダーでたっぷりの泡を作り肌をこすらずにやさしく洗顔。さらに多糖類パックで肌の角層を整えることで化粧ノリや化粧崩れの防止に繋がります。
※角層が傷つくとバリア機能が低下→皮脂の過剰分泌を引き起こしやすくなるため化粧崩れのリスクが高まります

乾燥するとファンデーションが崩れやすくなるので、洗顔後はローション2本塗り(オススメはジェルローション)でたっぷり保湿、更に化粧崩れ防止のため3分ほど時間を置いてからメイク開始。

ファンデーションは崩れやすい部分は特に薄く塗り、厚塗りをしない。余分な油分を軽くティッシュオフしてからパウダーを重ねることでメイクが崩れにくくなります。
スタッフCさん

スタッフC

フェイスウォッシュ エクストラマイルドで余分な皮脂汚れを落とし、スキンケアやメイクノリがよくなるよう肌の土台を整えます。化粧崩れ防止のポイントはいかに肌をうるおすかにアリ。
乾燥肌の人は水分不足でメイクノリが悪くなり、脂性肌の人は乾燥すると皮脂が多く分泌され化粧崩れの原因に。

ローションでたっぷり保湿しましょう。日やけ止めや下地を使用したあと、ファンデーションは薄く仕上げます。塗り足す方が崩れやすいので鼻や口周りなどのよく動く箇所は塗り足し厳禁。

さらにフェイスパウダーを満遍なく叩き込み、全体がさらさらになったらOKのサイン。このひと手間でメイクの持ちがぐんと上がります。眉毛やまつ毛も粉をはたいておくことでアイブロウやマスカラの崩れ防止になります。
紹介したスタッフおすすめアイテム

まとめ

化粧崩れを防ぐためには、以下のポイントを押さえておきましょう。

・自分の肌状態を知り化粧崩れの原因を理解する
・スキンケア後は時間をおいてからメイクする
・厚塗りはしない

まずは、自分の肌状態を理解し、しっかりと土台を作ることで化粧崩れは防ぐことができます。今回紹介した原因と対策を取り入れて、一日崩れない肌を目指しましょう。