スキンケア
2025.03.27
vol.38
だんだんと暖かくなり、いよいよ春が到来! でも、せっかくのお出掛け日和なのに、肌がゴワつく、メイクのりがイマイチなど、なんとなく肌の調子が悪い…。肌が不調だと、楽しい気分も台無しに。春先は、一年で最も肌がゆらぎやすい時期です。そこで、春のゆらぎ肌とはどんな状態なのか、原因や予防方法についてご紹介します。
春先になると、「肌がかゆくなる」「カサカサ・ピリピリする」「肌がゴワついた感じがする」など、冬の間にはなかった肌の不調を感じる人も多いのではないでしょうか。このように、肌あれ、乾燥、ニキビなどの肌トラブルがあり、日ごとに肌の状態が変化するなど、肌の調子が不安定な状態を「ゆらぎ肌」と言います。
「ゆらぎ肌」は季節に関係なく一時的に不安定な状態にある肌を指しますが、「春のゆらぎ肌」は春先の温かくなってきた時季に起きるのが特徴です。
ゆらぎ肌の症状には、以下のような項目があげられます。1つでも該当する人は、肌がゆらぎやすくなっているといえます。
肌には、外部の刺激などから体を守るためにバリア機能が備わっています。肌表面にある角層と皮脂膜が皮膚のバリア機能の役割を担っており、肌の潤いを保つほかに、花粉などのアレルゲンの侵入を防ぎ、乾燥や紫外線などの外部刺激から肌を守る役割もあります。春に肌あれが起きやすいのは、気温や湿度の変化、ストレス、花粉や紫外線ダメージなどにより角層が乱れて隙間ができることでバリア機能が低下し、肌が刺激を受けやすくなってしまうためです。
そんな春のゆらぎ肌になってしまう主な原因をみていきましょう。
(1)寒暖差と乾燥
春は気温が乱高下しやすく、朝晩の寒暖差が激しい季節。不安定な天候と気温の変化に体が対応しきれず、自律神経が乱れて肌トラブルが生じやすくなります。また、乾燥=冬のイメージがありますが、春は移動性高気圧が通過するため、晴れた日ほど空気が乾燥します。肌の水分が奪われて乾燥することでバリア機能が低下し、肌あれが起きやすい状態に。
(2)花粉などのアレルゲン
空気中には、花粉や黄砂、PM2.5など、目には見えない小さな物質が浮遊しています。それらが肌に付着することでアレルギー反応を起こし、肌のかゆみや赤みなどの原因に。また、春は花粉の飛散量が増えるため、花粉症のシーズンでもあります。目をかいたり、鼻を何度もかんだりするときの刺激で、肌のバリア機能を傷つけてしまうこともあります。
(3)紫外線ダメージ
春になると紫外線が強くなり始めます。肌の奥にある真皮層まで届いてダメージをもたらす「UV-A」は、実は5月がピークで夏よりも春の方が多いのです。また、紫外線は、肌の水分を奪って肌あれや乾燥を引き起こす可能性があります。紫外線は1年中降り注いでいるため、季節を問わず、紫外線対策を心掛けることが大切です。
(4)環境の変化によるストレス
新年度が始まる春は、進学や就職、異動、引っ越しなど、環境の変化でストレスを感じたり、生活リズムが乱れたりすることでホルモンバランスや自律神経が乱れ、肌がゆらぎやすくなります。また、季節の変わり目は体調の変化が起きやすく、さらに女性の場合は、妊娠・出産、育児、更年期などライフステージの変化による影響で肌がゆらぐことも。
どちらもバリア機能が低下した肌を指しますが、ゆらぎ肌=敏感肌というわけではありません。ゆらぎ肌は「季節や生活環境などの影響により、一時的に肌が敏感になっている状態」、敏感肌は「生まれつき皮膚が薄いなど、少しの刺激でも肌トラブルを起こしやすい肌質」をさします。つまり、季節の変わり目や体調など状況によって肌トラブルが起きる場合はゆらぎ肌、季節を問わず慢性的に肌トラブルを起こしやすい人は敏感肌と言えます。
ゆらぎ肌は、さまざまな要因により肌の調子が一時的に変化するものなので、洗顔のしすぎや肌に合わないスキンケアを使った時などにゆらぎ肌になったり、仕事やストレス、加齢などによって、突然ゆらぎ肌になったりすることもあります。このように、もともとの肌質が敏感肌でない人でも、ゆらぎ肌になる可能性があるので注意しましょう。
ゆらぎ肌への対策として、最も重要なのが保湿です。毎日のスキンケアで肌にしっかり潤いを届けてあげることで、もともと肌が持つバリア機能を高め、肌が生まれ変わる力をサポートしましょう。また、ゆらぎ肌になると、今まで使っていたスキンケアが合わなくなることもあります。ピリピリとした刺激を感じる場合は、バリア機能が低下しているサイン。なんとなく肌の不調を感じたら、敏感肌対応の化粧品など、低刺激で肌への負担の少ないスキンケアに変更するのもおすすめです。
肌のゆらぎを感じると、いつも以上にお手入れを入念にしたくなりますが、過剰なスキンケアは逆に肌トラブルを悪化させてしまうことも。スキンケアはできるだけシンプルにしてとにかく保湿を徹底しましょう。そして、紫外線対策も忘れずに。また、バランスの取れた食事や充分な睡眠など、体の内側から整えてあげることも重要です。
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春のゆらぎ肌は一時的な症状ですが、放置してしまうと、肌トラブルが起こりやすくなったり、シミやシワ、色素沈着などを引き起こす可能性もあります。原因や対策方法をきちんと知って、正しいケアをすることでゆらがない肌を目指しましょう。