スキンケア
2024.04.11
vol.15
少しずつ気温が高くなり、日差しの強さを感じる日も増えてきました。1年のうちでもっとも紫外線が強まるのは初夏~秋ですが、実は春の紫外線量も夏とあまり変わりません。
紫外線はシミやしわの原因にも繋がるため、スポーツやレジャーなど屋外で過ごす機会も多く、日常的に紫外線を浴びる時間が増えるこれからの時期は紫外線対策が必要といえます。
まずは紫外線と肌の関係について。紫外線には、「UV-A」と「UV-B」という2種類の光があります。それぞれの特徴は以下の通りです。
UV-A
波長が長い紫外線で、地球の大気を通過しやすいため、地表に到達する量が多いといわれています。皮膚の真皮にまで到達し、真皮に存在する繊維芽細胞を傷つけ、コラーゲンやエラスチンなどの生成を鈍化。肌のハリや弾力、水分保持力の低下を引き起こし、しわやたるみの原因に繋がります。
UV-B
波長が短い紫外線で、地表に到達する量はUV-Aよりも少ないといわれています。表皮内のメラノサイトを刺激し、肌は紫外線の真皮への到達を防ごうとメラニンを生成します。しかし、肌のバリア機能が低下していると、メラニンを生成するメラノサイトが過剰に活動してしまい、局地的にメラニンが生成され続けることで、シミの原因に繋がります。
また、紫外線を長時間繰り返し浴びていると肌がダメージを受け、肌のターンオーバーも乱れてしまいます。ターンオーバーが乱れた肌表面は、古い角層が停滞し分厚くささくれ状態。水分が蒸散しやすくなり、さらに乾燥や肌荒れなどのトラブルの原因にも。
紫外線対策は肌の健康を保ち、シミやしわの発生を予防するために重要です。ここでは基本的な対策方法を4点ご紹介します。
(1)日焼け止めの使用
顔や首、手など日常的に紫外線にさらされる部位に塗布しましょう。日焼け止めを選ぶときに目安になるのが、「SPF」と「PA」の表示。「SPF」は、主にUV-Bから肌を守る効果を示す指標で、「PA」は、主にUV-Aから肌を守る効果を示す指標です。日常生活や屋外での軽いスポーツやレジャーなどであれば、SPF20~30、PA++ または PA+++ のものを選びましょう。汗などで流れしまうことがありますので、こまめに塗り直すことが大切です。
(2)適切な服装
UVカットのある帽子やサングラスを着用し、肌が直接紫外線を浴びないように、長袖の服や長ズボンを着用しましょう。日傘の利用も効果的です。特に屋外で活動する際には、UVカット効果のある衣類を選ぶことが重要です。
(3)屋外活動の時間帯の調整
日中の紫外線が最も強い時間帯(午前10時から午後4時)は、できるだけ屋外活動を避けるようにしましょう。日中に長時間の屋外活動が必要な場合は、なるべく木陰や建物の陰など、直射日光を避けられる場所で活動することが、肌への負担を軽減します。
(4)肌の保湿と栄養補給
紫外線によるダメージを受けた肌を修復し、健康的な肌を保つために、適切な保湿と栄養補給が重要です。肌をしっかり保湿し、ビタミンCやEなどの抗酸化物質を含む栄養補給を行うことで、肌の健康をサポートします。
これから紫外線量が増えていく時期、対策を行って、シミやしわを作らないすこやかな肌を保っていきましょう。
日やけ止め
CACコンディショニング UVセラム
4,400円税込 30ml
SPF25 PA+++
肌へのやさしさを考えた無添加 ※1 処方でありながら、日常生活における紫外線からきちんと肌を守る日やけ止め。
ノンケミカルの日やけ止めではめずらしいノンオイル処方で、塗っていることを忘れるくらいみずみずしく軽やかなつけ心地です。
※1 :シリコーン、紫外線吸収剤、界面活性剤、防腐剤、香料、ナノ原料
パック
CAC スペシャルパック
14,190円税込 5g×30包
紫外線を浴びた肌に。多糖類の強力な角層補修力で、乱れがちなターンオーバーをサポートするスペシャルパック。
パック
CAC ハーモナイズパック
7,150円税込 5g×30包
紫外線を浴びた肌に。過敏になりがちな肌を、ゆらぎにくいすこやかな肌状態へ導きます。
パック
CAC コルネオパック
11,880円税込 5g×30包
紫外線を浴びた肌に。角層にみずみずしさを与え、内側から明るい肌印象へ導きます。