スキンケア
2025.05.22
vol.42
段々と日射しが強くなり、紫外線対策が欠かせない季節に。日やけはもちろん、シミやシワといった肌ダメージを防ぐためにも毎日の日やけ止めはマストですが、肌が敏感な人の中には、日やけ止めの成分が肌に刺激になりそうで心配…という人もいるかと思います。そこで、紫外線の正しい知識や肌にやさしい日やけ止めの選び方などをご紹介します。
5月に入ると、日射しとともに紫外線が一気に強くなります。紫外線にはUV-A波とUV-B波の2種類がありますが、そのうち肌の奥深くまで届いてシミやシワなどの深刻な肌ダメージをもたらすUV-Aは、3月頃から急激に増え、5月が年間の最大値に。実は、夏よりも春の方が多いことがわかっています。紫外線の約9割を占めているUV-Aは、「生活紫外線」とも呼ばれており、雲や窓ガラスを透過し、日陰や室内でも肌に影響を与えます。
一方、「レジャー紫外線」と呼ばれ、日やけの原因となるUV-Bが最も多いのは8月ですが、5月の段階でピーク時の9割に達する紫外線量が地上に降り注いでいると言われています。また、UV-Aは曇りや雨の日でも大幅に減少しません。これくらいなら大丈夫と油断していると、知らないうちに日やけしていることも。紫外線は冬でも一定量降り注いでいるため、年間を通じてのケアが必要となります。
さらに、紫外線は肌に炎症を起こすだけでなく、肌の水分を奪って肌あれや乾燥を引き起こす可能性があります。特に、外部からの刺激を受けやすい敏感肌にとって、紫外線は肌トラブルを招く原因の一つに。季節や天気、室内外にかかわらず、日頃から日やけ止めを使用し、紫外線から肌を守ることが大切です。
紫外線対策に欠かせない日やけ止めですが、人によっては刺激を感じたり、肌あれしたりする製品も。肌がゆらぎやすい敏感肌や乾燥肌の人は、肌にやさしい処方の日やけ止めを選ぶことが大切です。選び方のポイント4つをご紹介します。
1. 肌への負担が少ない“低刺激性”
敏感肌の人は、肌への刺激や負担を極力抑えた処方の、肌にやさしい日やけ止めを選びましょう。「低刺激性」「敏感肌向け」「アレルギーテスト済み」などと表記されている日やけ止めがおすすめです。また、エタノールやパラベンなどの添加物は刺激になりやすいので、アルコールや香料、防腐剤フリーなど、無添加のものを選ぶのがベター。ニキビができやすい人は、「ノンコメドジェニックテスト済み」の表記があるものを選ぶと良いでしょう。
2. 紫外線吸収剤不使用
日やけ止めに使われるUVカット成分は、「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」の大きく2種類に分けられます。紫外線吸収剤は紫外線を化学的に光や熱などのエネルギーに変換して放出するもの、紫外線散乱剤は肌を物理的に覆って紫外線を反射・散乱させることで肌を守るものです。紫外線吸収剤は肌に刺激を与えやすいとされているため、敏感肌の人は、比較的刺激になりにくい紫外線散乱剤のものを使用するのがおすすめです。選ぶ際には「紫外線吸収剤不使用」「紫外線吸収剤フリー」「ノンケミカル処方」などと表記されているか確認しましょう。紫外線散乱剤の代表的な成分は、酸化亜鉛や酸化チタンなど。成分表示を確認し、選ぶ際の指標にしても良いでしょう。
3. 保湿効果のあるもの
日やけ止めは、配合成分やタイプによって、肌が乾燥することがあります。もともと肌が乾燥しがちな敏感肌の人は、肌のうるおいを保つ保湿成分が配合されている日やけ止めを選ぶのがおすすめです。
4. 石けんで落とせるもの
肌に日やけ止めの成分が残っていると肌トラブルの原因になることがあるため、しっかりオフすることが大切です。とはいえ、いくら肌にやさしい処方を選んでも、クレンジングと洗顔のW洗顔が必要なタイプだと、必要な皮脂まで落としたり、摩擦が増えたりして、肌に負担をかける可能性があります。お湯や石けんでオフできる、クレンジング不要の日やけ止めを選ぶと、肌に余計な負担をかけずに落とせるのでおすすめです。
日やけ止めの紫外線を防ぐ効果は、UV-Bから肌を守る「SPF」とUV-Aから守る「PA」の2つの値で表されます。日やけ止めはSPF値が高く、PAの+が多いものをつい選びがちですが、UVカット効果が高くなる一方で、肌への負担も大きくなります。アウトドアでスポーツやレジャーを楽しむのであれば、SPF50・PA++++のような紫外線防止効果が高くウォータープルーフタイプがおすすめですが、通常の洗顔では落ちにくいため、肌に日やけ止めの成分が残り、肌トラブルの原因になることがあります。日常生活や軽い運動時であれば、SPF20~30、 PA+++程度の日やけ止めでも十分です。ただ値が大きいものを選ぶのではなく、使用シーンや目的によって、適した日やけ止めを使い分けることが重要です。
また、日やけ止めを塗る量が少なかったり、塗りムラがあったりすると、十分な効果が得られません。適切な量を使用し、塗り忘れがないように肌全体に均一に塗りましょう。いくら丁寧に塗ったとしても、衣服でこすれたり、汗などで流れたりして、時間が経つと知らぬ間に落ちてしまっていることも。2~3時間ごとに、こまめに塗り直すことが大切です。
CACコンディショニング UVセラム
4,400円(税込)
SPF25 PA+++ 30ml
肌へのやさしさを第一に考えた、紫外線吸収剤を使わないノンケミカル処方に加え、ノンオイル、無添加※1 処方の日やけ止め。乾燥であれがちな肌をサポートする美容液成分※2 を配合。塗っていることを忘れるくらいみずみずしくなめらかなつけ心地で、日常生活における紫外線から肌をしっかり守ります。自然なトーンアップ効果もあり、化粧下地としてもおすすめ。肌への負担の少ないアミノ酸系洗浄料で簡単に落とせるのも便利です。
※1 :シリコーン、紫外線吸収剤、界面活性剤、防腐剤、香料、ナノ原料
※2:ラフィノース、グルコシルトレハロース、アルカリゲネス産生多糖体、ベタイン(美容液成分:CAC独自定義)
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紫外線は美肌の天敵。乾燥や肌あれを引き起こすだけでなく、シミやシワなど肌老化の原因につながります。特に肌ダメージを受けやすい敏感肌の人は、日やけはできる限り避けたいもの。肌への負担が少ない日やけ止めを選び、毎日の紫外線対策を習慣づけましょう。