スキンケア
2023.09.25
vol.03

日差しが強く暑い夏、皆さん夏の肌ケアはできていますか?ケアをしているつもりでも、知らず知らずのうちに肌にダメージは蓄積されていきます。大切なのは、夏に行うスキンケアのポイントを押さえること。今回は、夏の肌に起こるダメージと、スキンケアについて紹介していきます。
夏の肌は、紫外線、汗や皮脂、さらにはエアコンによる乾燥など、さまざまなダメージを受けやすくなります。
まずは、どのようなダメージがあるのか確認していきましょう。肌の状態がわかると、ご自身にあったケアを見つけることができます。
夏は日差しが強く、紫外線によるダメージが大きくなります。日やけ止めを使用してUV対策を行っていたとしても、完全に防ぎきるのは難しいところです。曇りの日や、室内でも窓などを通じて紫外線は肌に届くため、油断は禁物です。必ず、日やけ止めを使用しましょう。
紫外線対策のポイント
・日やけ止めは1日に何度も塗りなおす
・顔だけでなく、首やフェイスラインなども忘れずに塗る
そして、紫外線によるダメージは、シミ・シワ・たるみなどの原因となります。

肌が紫外線を浴びることにより、メラノサイトが刺激されます。このメラノサイトにより、メラニンが生成された結果、肌の表面にシミなどを作るのです。紫外線によるダメージは夏だけの一時的なものではなく、長期的なダメージの原因になるのです。
夏は汗や皮脂が特に多く分泌される季節です。たくさん汗をかくと、体の水分が失われ、意外にも肌は乾燥しやすくなることも。さらに、汗をタオルやハンカチで拭くときの摩擦も、肌へのダメージとなります。
また、皮脂と紫外線には深い関係があります。紫外線を浴びることで皮脂が酸化すると、肌のくすみや毛穴の詰まり、ニキビなどのトラブルにつながることがあります。こうした汗や皮脂の影響により、夏は肌がゴワつきやすくなるのです。汗をかくことは健康や体温調整には必要ですが、肌にとっては良いことばかりではないことを覚えておきましょう。
夏は汗や皮脂が特に多く分泌される季節です。夏の気温は熱中症のリスクも高く、快適に過ごすためにはエアコンが欠かせません。
しかしエアコンは肌にとって乾燥の大敵とも言えます。エアコンの風や湿度の低下により、肌の水分が奪われやすくなります。部屋全体が乾燥することで、肌も乾きやすくなり、肌あれやカサつきの原因となるからです。
さらに、冷えも問題です。職場で空調が強すぎて寒く感じる、夜にエアコンをつけたまま寝て体が冷えるなど、こうした冷えは血流を悪くし、肌のターンオーバーを妨げます。結果としてくすみやゴワつきなど、間接的な肌トラブルにつながります。つまり、エアコンによる風・乾燥・冷えは知らず知らずのうちに肌に負担をかけているのです。
夏の肌は夏のうちにケアすることが大切です。この時期に受けるダメージを放置すると、秋以降の肌トラブルにもつながりかねません。ここでは、夏の肌を守るために押さえておきたい肌ケアポイントをまとめて紹介します。
洗顔は必ず行いましょう。水やぬるま湯ではなく、洗浄料を使うことで、汗や皮脂などの汚れを落とすことができます。
夏の肌は、汗・皮脂の汚れだけでなく、紫外線による刺激を受けているため、できるだけ低刺激で汚れが落ちるものを選びましょう。たっぷりの泡で優しく洗うことも重要です。
CAC ウォッシングパウダーは、あれがちな肌を穏やかに洗いあげるパウダー洗浄料です。
キメの細かい弾力のある泡が特徴で、敏感肌や肌トラブルに悩む方にもご使用いただけます。
また、CAC フェイスウォッシュ エクストラマイルドは肌へのやさしさを最優先にした、ポンプ式泡洗顔料。洗顔料を作るために使用される界面活性剤には、100%アミノ酸系の洗浄成分を使用し、角層内のうるおいは奪わず、角質表面の汚れをおだやかに落とします。泡立てが面倒な方にもおすすめ。
保湿ケアは「今の自分の肌」にあったものを選ぶことが大切です。特にダメージを受けている肌はその状態に合わせたスキンケアを行うことで、健やかな回復につながります。以下のチェックリストで簡単にあなたの今の肌状態を調べてみましょう。
A
B
C
Aが多い人は「乾燥タイプ」

もともと皮脂量が少なく、年中乾燥しやすいタイプ。さらに強い紫外線、エアコンなどの外的環境の影響で、スキンバリアとターンオーバーが乱れがちに。みずみずしさがなく、肌色も暗くくすみやすい状態です。
乾燥タイプの人におすすめのスキンケア
角層の水分を保湿ローションで十分に補ったあと、潤いを保つちからが高い高機能アイテムを重ね付けしましょう。また、スキンバリアを高めて肌のターンオーバーの乱れを正常に戻すことも大切です。パックで傷ついた角層の補修をするとともに、かんたんな肌マッサージを取り入れて代謝促進をサポートをするとよいでしょう。
アミノ酸主体の保湿成分が角層すみずみに広がり、みずみずしくなめらかな肌に。濃密バリアヴェールで角層補修が叶う高機能美容液。
乾燥や老化角質でくすみがちな肌に。マッサージにも適したテクスチャーで、角層を整えて乱れがちなターンオーバーをサポートします。
Bが多い人は「インナードライタイプ」

一見潤っているようにみえても実は角層の水分が足りない状態に陥りやすいこのタイプ。汗や皮脂で気づきにくいうえ、皮脂分泌が活発な方ほど要注意です。また、過剰な皮脂で毛穴詰まりが目立つことも。
インナードライタイプの人のお手入れポイント
スキンケアにおいて、”落とす”ことは基本のケア。まずは毎日の洗顔が適切であるか見直しを。皮脂量やメイク汚れの具合に合わせて洗顔アイテムを選び、丁寧に洗いましょう。しっかり落とすことが大切ですが、過度な洗いすぎは禁物ですので注意してください。洗顔後はべたつきが少ない、角層の水分を抱え込む化粧水や美容液でしっかり保湿ケアをしましょう。
アミノ酸系洗浄成分でありながら、CACのメイクをきちんと落とせるパウダー洗浄料。乾燥や紫外線などの外的ストレスでくすみがちな大人女性の肌に最適です。
アミノ酸主体の保湿成分が角層すみずみに広がり、みずみずしくなめらかな肌に。濃密バリアヴェールで角層補修が叶う高機能美容液。
Cが多い人は「紫外線ダメージタイプ」

気付かないうちに思わぬ紫外線ダメージを受けているのがこのタイプ。せっかく塗ったUVやファンデーションも汗で取れることで、こまめな塗り直しをしない限り知らず知らずのうちに紫外線を浴びて肌が軽い炎症状態になっているなんてことも。
紫外線ダメージタイプの人のお手入れポイント
汗をかいたらこまめに拭きとり、日中に汗でメイクや日やけ止めが崩れてしまったらできるかぎり塗り直しを。スキンケアは紫外線ダメージを受け傷んだ角層を補修するパックを毎日のケアに取り入れましょう。肌が火照っている場合は、ローションなどの保湿アイテムを冷蔵庫で冷やしてケアすると火照った肌が落ち着きやすく、ひんやりと気持ちいいですよ。
日々の紫外線などで肌が受けた外的ダメージは、その日のうちに角層レスキューアイテムで補修。毎日使用することで、安定したすこやかな肌状態へ導くパックです。
さらっとみずみずしい使用感で、肌に瞬時に潤いを補う保湿ローション。冷蔵庫で冷やしておくとひんやり気持ちよく使えます。ほてり肌にもおすすめ。
夏は日差しが強く、ほんの少し外に出ただけでも日やけしやすい季節です。さらに、曇りの日でも紫外線は地上に届いているため油断は禁物。日やけ止めは朝塗るだけでなく、汗や皮脂により落ちやすいため2~3時間おきに塗りなおすことが大切です。
また、紫外線を浴びた肌は角層にダメージを受けている可能性が高いので、パックを使った集中ケアがおすすめ。早めのケアで、夏のダメージを秋以降に持ち越さないようにしましょう。
おすすめの日やけ止め
おすすめのパック
冷えは女性の大敵。実は夏でも、エアコンの効いた室内で長時間過ごすことで体が冷えてしまいます。
冷えは血流を悪くし、代謝の低下や肌のターンオーバーの乱れにつながるため注意が必要です。体を温め、血流をよくすることで代謝が上がり、肌のターンオーバーにつながります。ターンオーバーが正常化されることで、くすみや肌のゴワつきがなくなり、くすみやゴワつきのないすこやかな肌に近づけます。
また、むくみの解消など、肌以外にもうれしい効果が期待できます。湯船につかる、温かい飲み物を飲むなど、日常生活に少しだけ意識してみましょう。
肌をすこやかに保つためには、スキンケアだけでなく栄養バランスの整った食事も欠かせません。特に夏は紫外線ダメージによって活性酸素が増えやすいため、抗酸化作用の持つ食材を取り入れてみましょう。
ビタミンC・・・パプリカ、ブロッコリー、いちご、柑橘類など
ビタミンE・・・アーモンド、卵、アボカド、大豆など
βカロテン・・・にんじん、かぼちゃ、ほうれん草、パセリなど
緑黄色野菜や果物にはビタミンが豊富に含まれており、夏のダメージを受けた肌のケアやすこやかな肌作りをサポートしてくれます。食事の基本はバランスよく摂ること。それに加えて、夏の肌に必要な栄養素を少し意識して補うのが理想です。
長く、暑さが厳しい夏も、毎日のスキンケアを意識することで、肌へのダメージをケアできます。夏の肌ケアは、タイミングやご自身の肌に合わせたスキンケアを行うことが重要です。夏のダメージを引きずったまま次の季節に行かないよう、夏のダメージは夏のうちに!夏の肌ケアポイントを押さえたスキンケアで、次の季節を迎えましょう。