スキンケア
2025.04.24
vol.40
外出が心地よい季節になり、行き交う人や街もどことなく華やいだ雰囲気に。いつもよりおしゃれしてお出掛けしたいのに、なんだか顔色が悪く、ファッションやメイクがイマイチ映えない…と感じることはありませんか? それは、もしかしたら肌のくすみが原因かも。実は春は肌がくすみやすい季節です。今回は、その原因と対策について解説します。
「肌のくすみ」とは、肌本来の明るさや透明感が失われ、顔全体が暗く見えたり、疲れた印象に見えたりする状態のこと。肌の乾燥やターンオーバーが乱れることで起こります。
健康な肌は、肌の色調が均一で血色感があり、ツヤと透明感がある状態ですが、何らかの要因によりターンオーバーが乱れると、古い角質が自然と剥がれ落ちずに肌表面に残ってしまい、厚く硬くなる“角質肥厚”を引き起こしやすくなります。すると、乾燥した不揃いな角質で、肌はザラザラ、ゴワゴワ。透明感やツヤも失われ、いわゆる肌がくすんでいる状態に。メイクのりも悪く、不健康で暗い印象を与えてしまうことも。
肌がくすむ原因は、乾燥や紫外線、血行不良、色素沈着、エイジングによる糖化など様々あります。なかでも春に起こりやすいくすみの原因を見ていきましょう。
春は、肌にとって過酷な季節です。冬の間に蓄積された乾燥ダメージに加え、昼夜の寒暖差に肌が適応できず、肌のバリア機能が低下し、外部からの刺激を受けやすくなります。その状態の肌に花粉や黄砂、PM2.5といった大気汚染物質が触れることで肌へ悪影響を及ぼし、炎症やかゆみといった肌トラブルが発生しやすくなります。
そして、寒暖差が1年で最も大きく、体が冷えやすいため、血行が滞りやすく、顔色が悪く見える原因にもなります。
また、春になると紫外線量が急激に増え始めます。特にUV-Aは 3月頃から一気に増加し、5月が年間の最大値に。UV-Aは肌の奥深くに作用してハリや弾力を損なうだけでなく、メラニン生成を促進し、シミや色ムラなどくすみの原因を作ります。紫外線は肌の水分を奪って、乾燥やターンオーバーの乱れを引き起こす可能性もあります。キメの乱れや角質肥厚の原因となり、肌の表面がゴワついて透明感が失われます。
さらに春は、なにかと生活環境も変わることが多い季節です。環境の変化がストレスとなり、自律神経やホルモンバランスの乱れを引き起こします。すると、ターンオーバーの乱れや血行不良につながり、肌状態を悪くするという悪循環に。
このように、季節の変わり目に起こる様々な変化や外的要因が重なることで肌の透明感が失われ、肌がくすみやすくなってしまうのです。
■春に肌がくすむ原因
春特有のくすみを防ぐには、ともかく保湿が第一です。春は冬ほど乾燥していないし、そこまで保湿を気にしなくても大丈夫と思いがちですが、それは大きな間違い。春の肌はバリア機能が低下しているため、きちんと保湿をしないと乾燥が進行してしまう恐れがあります。化粧水や美容液でしっかりと潤いを補給し、肌の基礎体力を高めてあげることが重要です。肌の水分保持力をアップする保湿成分を含むスキンケアアイテムを選ぶと良いでしょう。肌の潤い不足を解消することで、明るい印象に整えることができます。
また、乾燥くすみで肌がどんより見えてしまうときは、洗顔も効果的。特に春は、肌に付着した花粉や黄砂を落とす意味でも、洗顔をしっかり行うと良いでしょう。洗顔で不要な角質を取り除き、くすみの原因である古い角質が肌に残らない状態をキープすることが大切です。この時、洗浄力が強すぎるクレンジングや洗顔料を使うと、必要な皮脂まで落としてしまい、逆に乾燥を招いてしまうことも。肌への負担が少ない低刺激かつ保湿成分を含んだ洗顔料で、やさしく洗い流しましょう。
そして、紫外線対策も忘れずに。春は紫外線量が急増するため、油断しているとうっかり日焼けをして、くすみやシミの原因にも。UV-Aは室内でも届くため、日やけ止めは毎日必ず使用し、こまめに塗り直す習慣をつけましょう。
くすみ対策には、インナーケアも重要です。スキンケアでたっぷりと潤いを与えつつ、食事や運動、睡眠、ストレス管理など生活習慣を改善し、内側からのアプローチで体の中からケアしましょう。また、血行を促進することで、肌のくすみが軽減されやすくなります。軽い運動やストレッチを行う、マッサージを取り入れる、半身浴や温活をするなど、自分に合った方法を試してみるのもいいでしょう。
肌がくすむ大きな要因は、角層の乱れによるもの。角層のケアに必要な成分を配合したアミノ酸主体のスキンケアで毎日のケアを行うことで、すこやかな肌へと導きます。CACのスキンケアシリーズは、肌への刺激が少ないノンオイル・無添加(※)処方。敏感になっている肌にも負担が少ないのもうれしいポイント。単品でも十分保湿力がありますが、さらにハリとツヤが欲しい人は、保湿化粧水(ジェルローション)、柔軟化粧水(ジェルプラス)、美容液(ジェル美容液)の順に重ね使いするのがおすすめです。
※1回使いきりのローションは、防腐剤、保存料、オイル、香料、アルコール、界面活性剤を配合しません。
春のくすみ肌は、乾燥に加え、花粉や紫外線など外的要因の影響を受けやすく、適切なケアが必要です。バリア機能を高める保湿や角層ケアを中心に、紫外線対策、生活習慣の改善などが効果的。毎日のお手入れを見直して、くすみ知らずのすこやかで明るい美肌を目指しましょう
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