スキンケア
2026.07.09
vol.69

紫外線から肌を守るために重要な役割をもつ「紫外線吸収剤」。
近年はノンケミカル(紫外線吸収剤不使用)の日やけ止めも増えていることから、肌への負担が気になる方も多いのではないでしょうか。
一方で、同じ紫外線防止成分である「紫外線散乱剤」との違いも気になりますよね。
本記事では、「紫外線吸収剤」の特徴やデメリット、さらに「紫外線散乱剤」との違いについて分かりやすく解説します。日やけ止めの選び方についても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
日やけ止めに配合される紫外線防止成分は、「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」の2種類に分けられます。紫外線を防ぐ仕組みだけでなく、使用感や仕上がりにも違いがあります。
| 紫外線吸収剤 | 紫外線散乱剤 | |
|---|---|---|
| 紫外線を防ぐ仕組み | 紫外線を吸収して別エネルギーに変換 | 紫外線を反射・散乱 |
| 使用感 | なめらか・白浮きしにくい | やや白浮きしやすい |
| 特徴 | ・高SPF・PAを出しやすい ・肌質によっては刺激になる |
・刺激を抑えて使用しやすい ・きしみ感が気になる場合も |
| 向いている人・シーン | ・レジャーや長時間の外出 ・高いUVカット効果を求める人 |
・敏感肌や小さいお子さん ・敏感肌や小さいお子さん |

それぞれの違いを詳しく見ていきましょう。
紫外線吸収剤の大きな特徴は、高いUVカット効果を発揮しやすい点です。肌表面で紫外線を吸収し、光や熱などの別のエネルギーへ変換することで、肌へのダメージを抑えます。
比較的少ない配合量でも高いSPF・PA値を出しやすいため、夏のレジャーや屋外スポーツなど、強い紫外線対策が必要なシーンでも活躍するでしょう。
また、紫外線吸収剤といってもさまざまな種類があり、製品によって効果や使用感も異なります。白浮きを抑えた自然な仕上がりや、きしみ感の少なさも魅力の一つです。
紫外線散乱剤とは、肌表面で紫外線を反射・散乱することで肌を守る成分です。物理的な仕組みで紫外線を跳ね返すため、肌の上で化学反応が起こらず、吸収剤に比べて刺激を感じにくいとされています。
また、UVAからUVBまで幅広い波長に対応しやすい点も特徴です。肌への負担に配慮しながら紫外線を防げるため、敏感肌向けの日やけ止めやベビー用アイテムにも多く使われています。
一方で、粉体を使用しているので、塗布後に白浮きしやすかったり、きしみ感が気になったりすることも。なお、「ノンケミカル処方」や「紫外線吸収剤フリー」と記載された製品は、紫外線散乱剤のみでUVカット効果を得ています。
近年、「肌にやさしい日やけ止めを選びたい」という理由から、紫外線散乱剤を使用したノンケミカル処方の日やけ止めが注目されています。
紫外線散乱剤は、肌表面で紫外線を反射・散乱させる成分です。紫外線を吸収して別エネルギーに変換する紫外線吸収剤とは仕組みが異なり、肌への刺激や負担を抑えやすいといった特徴があります。
紫外線吸収剤は優れた紫外線防御効果やなめらかな使用感が期待できる反面、人によっては刺激を感じたり、肌あれの原因になったりすることがあります。
そのため、敏感肌や刺激を感じやすい方、できるだけ肌への負担を軽減したい方は、ノンケミカル処方の日やけ止めを選んでみると良いでしょう。
ただし、日やけ止めには紫外線防御成分以外にもさまざまな成分が配合されています。ノンケミカルだからといって、全ての方に刺激が起こらないわけではありません。
また、製品によっては白浮きやきしみ感が気になる場合もあります。自分の肌に合うか不安な方は、パッチテストを行ったうえで少量から試してみるのがおすすめです。
数ある日やけ止めから自分に合う1本を選ぶためには、いくつかチェックしておきたいポイントがあります。ここでは、基本的な日やけ止めの選び方を詳しく紹介します。
日やけ止めを選ぶ際に、まずチェックしたいのが「SPF」と「PA」です。
SPFは、肌が赤く炎症を起こす原因となる「UVB」を防ぐ効果の目安で、日やけを防ぐ時間の指標とされています。一方のPAは、肌の奥まで届き、シミやたるみを引き起こす「UVA」を防ぐ指標です。
どちらも数値や「+」の数が多いほどUVカット効果は高くなりますが、日常生活では必ずしも高い数値が必要とは限りません。SPF・PA値を確認しながら、使用シーンに合わせて使い分けることも大切です。
日やけ止めは、どこで何をするのかによって選ぶべきアイテムが変わります。例えば、海や山などのレジャーや、汗をたくさんかくスポーツでは、UVカット効果だけでなく「耐久性」も重要です。
パッケージに記載されている「UV耐久性」や「ウォータープルーフ」の表示を確認し、汗や水に強いタイプを選ぶと良いでしょう。
一方で、屋内で過ごす時間が多い日や、近所への買い物程度であれば、SPF15~30程度の日やけ止めで十分対応できます。肌への負担を考えて、石けんで落とせるタイプを選ぶのもおすすめです。
毎朝のメイク時間を少しでも短縮したい方には、化粧下地の機能も兼ね備えた日やけ止めが便利です。スキンケア後に塗るだけで、紫外線対策とベースメイクを同時に行うことができます。
最近では、肌を明るく見せるトーンアップタイプや、毛穴を自然にカバーできる色つきタイプも人気を集めています。また、ファンデーションとの相性を考えて作られている製品も多く、メイクの仕上がりをきれいに見せたい方にも使いやすいでしょう。
日やけ止めには、ジェル・ミルク・クリーム・スプレーなど、さまざまなタイプが揃っています。季節や肌の状態に合わせて使い分けることで、より快適に取り入れられます。
例えば、空気が乾燥しやすい季節や、肌のカサつきが気になる時は、保湿力の高いクリームタイプが使いやすいでしょう。一方で、汗ばむ季節やべたつきやすい時期は、さらっとした仕上がりのミルクタイプやみずみずしいジェルタイプがおすすめです。
また、肌が敏感に傾いている時は、刺激が起こりにくいノンケミカル処方を選ぶと良いでしょう。

少しの刺激でも赤みが出たり、肌あれを起こしたりする敏感肌は、日やけ止め選びにも慎重になりますよね。ここからは、敏感肌に向けた日やけ止め選びのポイントを紹介します。
敏感肌の方は、まず「ノンケミカル処方(紫外線吸収剤不使用)」と記載された日やけ止めをチェックしましょう。ノンケミカルの日やけ止めは、紫外線吸収剤による化学反応が起こりにくいため、刺激や肌あれが気になる方にも適しています。
なかでもミルクタイプは、さらっとしたテクスチャーで伸びが良く、摩擦を抑えながら重ねることができます。べたつきも少ないため、汗をかきやすい季節にもぴったりです。
日やけ止めは塗るだけでなく、その日のうちにしっかり落とすことも大切です。しかし、洗浄力の強いクレンジングを使ったり、ゴシゴシこすったりすると、敏感肌にとって大きな負担となります。
できるだけ肌への負担に配慮したい場合は、「石けんや普段の洗顔料で落とせる」と記載されたアイテムを選ぶのがおすすめです。
メイクをしっかりしない日でも気軽に使えるため、毎日のUV対策を続けやすくなるでしょう。
紫外線防止成分だけでなく、そのほかの配合成分もチェックしておきましょう。界面活性剤・防腐剤・香料・着色料などが、敏感な肌にとって刺激となる可能性があります。
無香料やアルコールフリーなど、できるだけシンプルな成分設計のものを選ぶと良いでしょう。
また、新しい日やけ止めを使う前は、二の腕の内側など目立たない部分に試してみるのがおすすめです。事前に肌との相性を確認しておくことで、大きなトラブルを防ぎやすくなります。
紫外線は、肌のうるおいを奪う原因の一つです。敏感肌はバリア機能の低下によって水分を保持しにくい状態のため、日やけ止めも保湿力を重視して選びましょう。
グリセリンやベタインなどの保湿成分や、肌を整える美容成分が配合されたアイテムを選ぶことで、日中の乾燥による肌トラブルを防ぎやすくなります。
UV対策と保湿を同時に行えるアイテムは、乾燥しやすい敏感肌にも取り入れやすいでしょう。
肌へのやさしさを考えた日やけ止め
肌へのやさしさを考えたノンケミカル処方の日やけ止め「CACコンディショニング UVセラム」。ノンオイルのみずみずしい使用感でありながら、日常使いしやすいSPF25・PA+++のUVカット効果で紫外線から肌を守ります。さらに、敏感肌にうれしい無添加*処方で、肌負担の少ないアミノ酸系洗浄料でらくに落とせるのもポイント。自然なトーンアップ効果もあり、化粧下地としても活躍します。
*オイル、防腐剤、保存料、香料、アルコール、石油系界面活性剤は無添加
UVセラムをすっきり落とせる洗顔料
敏感に傾きやすい肌をおだやかに洗い上げる「CAC ウォッシングパウダー」。100%アミノ酸系の洗浄成分を使用しており、肌のうるおいを守りながら余分な汚れをオフします。UVセラムもやさしく落とせるので、洗顔やクレンジングによる肌負担が気になる方にもおすすめです。
日やけ止めは、塗る量やタイミング、塗り直しの頻度によってUVカット効果が大きく左右されます。
ここからは、日やけ止めの効果を引き出すポイントを紹介します。
日やけ止めを塗る前は、スキンケアや全身の保湿ケアも欠かせません。肌が乾燥するとバリア機能が低下し、少しの刺激でも肌トラブルにつながる可能性があります。
日頃から化粧水やボディローションなどでしっかり保湿し、うるおいを保つことで、日やけ止めの効果を最大限に発揮できるでしょう。
また、肌表面がなめらかに整っていると、日やけ止めも均一になじみやすくなります。
みずみずしい肌に導く保湿化粧水
敏感に傾きやすい肌をやさしく保湿する「CAC ベースローション」。水と3種類の保湿成分*のみを配合したシンプルな成分設計で、角層までしっかりうるおいを与えます。紫外線による乾燥や肌トラブルが気になる時期にもぴったり。みずみずしいテクスチャーなので、朝のスキンケアにも向いています。UVセラムとあわせて使ってみてくださいね。
*保湿成分:グルコース、グリセリン、グリシン
オールシーズン使えるボディジェル
高い保湿力で全身にうるおいを与える「CAC ボディジェル」。しっとりなめらかな使い心地で肌のキメを整え、乾燥から守ります。べたつきにくい使用感で、季節を問わず使いやすいのも魅力。紫外線による乾燥ダメージが気になる時期のボディケアにおすすめです。特に腕やデコルテなどは日やけしやすいため、毎日の保湿ケアを欠かさないようにしましょう。
どんなに高性能な日やけ止めでも、塗る量が少なすぎると、十分な紫外線カット効果を得ることはできません。もったいないからといって、薄く伸ばしすぎるのは避けましょう。
一方で、多く塗りすぎるとべたつきやメイク崩れにつながります。しっかり紫外線を防ぐためには、むらにならないよう、均一に塗ることが大切です。
適量はアイテムによって異なるため、事前にパッケージや説明書を必ず確認しておきましょう。
朝にしっかり日やけ止めを塗っても、1日中効果が続くわけではありません。汗をかいたり、タオルで拭いたり、衣服との摩擦によって徐々に落ちていきます。
特に紫外線が強い季節は、2~3時間おきに塗り直すよう推奨されています。*
また、額・鼻・頬骨など顔のなかでも高い位置は、紫外線の影響を受けやすい部位です。
気付かぬうちに日やけしているケースも多いため、小まめに塗り直すように意識しましょう。
引き出しの奥から、去年の夏に使っていた日やけ止めが出てきた経験はないでしょうか。
使用期限が記載されていない日やけ止めも多いですが、一度開封すると、空気中の雑菌が混入したり、成分が酸化したりして品質が変化する可能性があります。
特に、中味が分離していたり、変色が見られたりする場合は使用を避けましょう。
未開封であれば製造から約3年が目安とされていますが、肌トラブルを防ぐためにも、開封後はできるだけ早めに使い切ることが大切です。
紫外線は季節を問わず一年中降り注いでおり、将来のシミやシワを防ぐためにも、毎日の対策は欠かせません。だからこそ、日やけ止めは肌との相性を考えながら選ぶことが大切です。特に敏感肌は、少しの刺激でも肌トラブルにつながりやすいため、自分の肌に合うものを慎重に選びましょう。
今回ご紹介した「CAC コンディショニング UVセラム」も、敏感肌に配慮されたノンケミカル処方の日やけ止めです。軽やかな付け心地で、塗っていることを忘れるような使用感も魅力。
さらに、CACでは7/1~7/31までの期間、UVセラムを含む購入でポイント2倍キャンペーンを実施中です。気になる方は、この機会にぜひチェックしてみてくださいね。