CAC SKIN CARE +

vol. 4

冬を前に多糖類パックのケアで乾燥肌対策(前編)

肌トラブル

2017.12.01

肌が乾燥しやすい季節の到来

木々の葉がすっかり色づき、外気温と湿度が低下する秋冬の時期。寒風が吹く屋外からひとたび室内や電車内などに入ると、暖房が効いていて暖かいものの、やはり空気は乾燥気味。屋外も屋内も空気が乾燥するこの時期は、肌表面の水分が蒸散しやすく、トラブルに陥りやすい環境です。

また、インフルエンザや風邪が流行し、疲れもたまりやすい時期。年末年始には、睡眠不足や暴飲暴食など生活習慣が乱れてしまう人もいるでしょう。そうなると、血行不良や栄養不足になり、肌が本来持っているバリア機能*も低下。バリア機能が万全でないと、季節や体調の変化ですぐに肌に影響が出てしまうことがあります。

*バリア機能:肌表面にある0.02mmの角質層がうるおいを蓄え、皮脂膜とともに体を乾燥や外的刺激から守る、肌にもともと備わっている機能のこと。

日頃のケアが肌を傷つけ、乾燥の原因に?!

乾燥しやすい季節、肌荒れが治りにくかったり、乾燥が悪化していませんか? 実は、日頃のケアが角質層を傷つけている可能性があるのです。

まず、洗顔に落とし穴が。一般的な洗浄料には、製造過程でせっけん素地(アルカリ性)や石油系(中性)、アミノ酸系(弱酸性)の界面活性剤が使われている場合があります。しかし、健康な肌は微酸性。アルカリ性や中性の成分は刺激となり、角質層を傷つける可能性があります。

せっけんを使うと肌は一時的にアルカリ性へと傾きますが、肌の排泄機能や常在菌などの働きでしだいに微酸性に戻っていきます。しかし、これを繰り返していると、アルカリ性から微酸性に戻る力が弱くなってしまいます。さらに、オイル配合せっけんの場合は、オイルとせっけん素地の両方が肌に残り、角質層が刺激を受けてしまうことがあり、バリア機能の低下へつながることもあります。

また、一般的な浸透性の化粧品は肌に馴染みやすく、潤ったと感じるかもしれません。それは、水とオイル成分を混ぜ合わせ、「サラッとしているのにしっとり」といった使用感を高めるためにも配合される界面活性剤の働きによるもの。そもそも排泄器官である肌へ無理に成分を浸透させやすい界面活性剤は、角質層を傷つけることがあります。

一方、「オイルでフタ」というケアは、オイルが皮脂の排泄を妨げ、保存料などの品質保持成分が肌に留まって刺激になる場合も。皮脂膜を形成できなくなり、肌はさらに乾燥。またオイルをつけて……という悪循環に陥ってしまうのです。健やかな肌のためには、これまでのスキンケアを見直す必要があるでしょう。