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vol.20

シミをつくらない、残さない。
そのカギは、肌のターンオーバー。

スキンケア

2019.05.08

子どもの頃は、いくら日焼けをしても、シミになるのを気にしたりはしませんでしたよね。なぜ年齢を重ねると、シミが気になってくるのでしょうか。また少しでもシミをつくらない、残さない方法はあるのでしょうか。今回は、シミの原因に迫り、シミ予防の対策についても考えてみましょう。

Contents

シミになりやすい肌って、どんな肌?

茶色い斑点やアザのように見えたり、広範囲に黒ずんで見えるのは、いわゆるシミと言って、皮膚が生成したメラニン色素が沈着したものです。メラニン色素は、紫外線が直接わたしたちの身体に入り込んで悪影響を与えないよう、皮膚がつくりだすスキンバリアのひとつです。通常は約40日から60日をかけて表皮が新陳代謝を行うことで、垢といっしょに剥がれ落ちていくのですが、なんらかの原因により、角質層が傷ついてその構造が乱れると皮膚の表面でメラニン色素が蓄積し、シミとなって残ることがあります。

すなわち角質層が傷ついた状態は、いつシミができてもおかしくない状態であると言えるのです。

オイルが配合された化粧品を使い続けた場合。

角質層が傷つく原因はさまざまですが、たとえばオイルなどの油分や、防腐剤、保存料といった品質保持成分が配合されている化粧品を長く使い続けていると、角質層のダメージにつながることがあります。

オイルなどの栄養成分が配合された化粧品には、界面活性剤のように、オイルと他の成分を混ぜ合わせるための物質が使用されています。皮膚に栄養成分を浸透させる、と謳う化粧品には、界面活性剤が使われているものが多くあります。皮膚はもともと汗や皮脂を排泄する器官であり、栄養成分を無理やり浸透させると、角質層を傷つけることがありますので注意が必要です。

またオイルは空気に触れると酸化していく性質があります。酸化したオイルを長時間皮膚に塗布した状態でいると、皮膚にとって刺激となることがあります。長年オイル(クリームや乳液も同様です)を使ったスキンケアを続けている人の皮膚には、広範囲にうっすらとしたクスミが見られることがあります。オイルは洗浄料を使っても落ちにくく、酸化したオイルが皮膚に残留して、排泄されるはずのメラニン色素を蓄積させる原因になることもあるのです。

酸性やアルカリ性の化粧品を使い続けた場合。

健康な皮膚は微酸性(pH5.0〜6.5)です。皮膚の表面にある常在菌がバランスのよい状態を保ち、皮脂膜を形成してスキンバリアとして機能する状態です。

使用する化粧品や洗浄料が、微酸性より酸性に傾いていても、アルカリ性に傾いていても刺激となり、バランスを崩します。たとえば石けんはアルカリ性です。

このバランスを一度崩すと、再び整うまでには時間がかかります。頻繁に刺激が加われば角質層への負担となります。

大人にシミが多い理由。

皮膚のターンオーバーは、新陳代謝のひとつです。年齢を重ねることでターンオーバーが遅くなり、若い頃よりもシミができやすくなることも事実です。そこへオイルが配合された化粧品を使うと、さらにシミができやすくなることは、もうおわかりでしょう。

また知らず知らずのうちに、長年使っていた化粧品が皮膚に刺激を与え続けていた、ということもあります。シミが気になるという方は、こうした化粧品を一度見直すことで、根本的な改善を図る必要があるのかもしれません。

角質層のケアで、肌のターンオーバーは整う。

シミをつくらない、残さないためには、皮膚の新陳代謝であるターンオーバーが滞りなく働くことがたいせつです。そのためには角質層がきれいに整っていることが条件になります。

皮膚は傷ついた角質層を治そうとしています。しかし刺激が加わり続けると、治そうとする力が妨げられ、なかなか修復に至りません。ですから、皮膚にかかるあらゆる刺激を取り除くことから、はじめる必要があります。

またシミの対策には、皮膚が治ろうとする力を促す多糖類パックの使用が鍵となります。多糖類パックは、カサブタのように角質層を抱え込んでスキンバリアの代役となって角質層の再編成を促します。角質層が整った皮膚は、汗、垢、皮脂を適度に排泄し、健康的なバランスを保ち、スキンバリアとしての機能を働かせます。こうして皮膚は、正常なターンオーバーを取り戻します。そして、シミや肌荒れなどのトラブル全般が起きにくくなるのです。

本格的な夏を前に、毎日でも多糖類パックを使った集中ケアを取り入れて、しっかりとシミ予防対策を行っていただくことをおすすめします。